![]() 回転テーブルはむつかしい/メディアファクトリー スゲーいい表情してました! 『トラベルサンド』をほうふつとさせつつ、あれよりも断然"ウレシイ"感が出てます。やっぱ食べ歩きツアーだから? かき氷大好きで知られる彼女ですが、そのきっかけは台湾で出会ったかき氷だそうで、今回はそれ以外にも食べ物たっぷり。本当に楽しそう。写真の質感もいいし、梶さんのスタイリングもハマってたわ。普通の旅行者っぽくて。構図にはさほど惹かれなかったけれど、台湾の雰囲気と被写体のムードだけでもうおなかいっぱい楽しめます。 ![]() 今まで台湾に興味を持ったことなかったけど、急速に気になってきたわ。ちょうど周囲からも台湾好評なので、もしかしたら突然行ってみるかもしれませぬ。 ▲
by april_foop
| 2008-04-09 00:00
| 文字
![]() 映画『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』 いやースクリーンからもその写真の斬新さ、美しさが生々しく伝わってきて、軽いコーフン状態。恥ずかしながら彼女の名前、知りませんでした。こんなすごいフォトグラファーがいたんですね。世界的に有名な、命を絶たれる直前のジョン・レノンやデミ・ムーアの妊婦ヌードなどをはじめ、ものすごい写真の数々に圧倒されるわ! 少しずつスタイルを変え、進化していったアニー本人も相当に刺激的。もっと本人の言葉や自己分析がたくさん聞きたかったけれど、それはなくともそのパワーというかエナジーは十分に伝わるな。被写体とのフランクでパワフルなコミュニケーションも、やはりタダモノでないところを存分に感じさせます。「コンセプト」を考え始めるきっかけみたいなのも、モノ作りしてる人間として、多少なりとも写真と接する立場として、いい刺激になるぜ。 まあドキュメンタリーなので、それ以上でも以下でもないけれど、触れてみる価値のあるレンズの向こうの世界。写真好きならなおのこと必見ですね。 ▲
by april_foop
| 2008-01-08 00:00
| 映像
![]() ![]() 蒼井優-ダンデライオン 蒼井優-トラベル・サンド 前回は西海岸だけに、陽気な2人旅感がすごく強かったけど、今回は対照的に物哀しさとか裏ぶれた感じとか、そういう雰囲気がたっぷり。『トラベル・サンド』を陽とするならこっちは陰だろ−なー。ま、そこまでどんよりしているわけじゃないけど、場所からくる空気感がね。で、若干22歳にしてそれが似合ってしまうのが蒼井優の蒼井優たるゆえんでもあるわけで。そのしっとり感が味わい深いんですわ。 比較的笑顔は少なめで、フォークロア×ロシアみたいな衣装がめちゃめちゃカワイイ。本人は「すごく楽しかった」と書いているけど、そんなアッパーな印象はなく、おそらく現地の人たちとの触れ合いも多くなく、蒼井優ワールドの中でロシアを咀嚼して楽しんでいるんだろーなーって感じ。てかめちゃめちゃ寒そう! 高橋ヨーコさんはそれをしっかり切り取ってますね。なにげない光の感じとか、素敵やわー。 今回は全体通してプライベート感が少なく、写真集らしい写真集だな、という印象。巻末に本人キャプつきのフォト日記が並んでるけど、こういうのをもっと大きく見たかったような気はする。そこはやや残念だけど、見返せば見返すほど、なんとなく蒼井優の世界が透けてくるような気はするから不思議だね。ファンはたっぷり楽しめます。 ロッキンオンのウェブから注文したら、2冊をまとめて入れられるケースみたいなオマケがついてきたけど、紙のショボイやつだった。要らねー!w ▲
by april_foop
| 2007-09-29 00:00
| 閑話
![]() ![]() ![]() 『銀河鉄道の夜』。古語と方言?とで読みづらいまくりで時間かかったなぁ。でもこの現実ベースのファンタジー感自体はわりと好み。兄と弟、ジョバンニとカンパネルラ、又三郎と子供たち。いつもなぜか死のニオイがつきまとうのは、賢治のフィロソフィーなんでしょうか。 『こころ』。主人公になんとなしの親近感を抱きつつ、そしていつの世にもありそうな三角関係の行く末に引っ張られて読破。恋心と嫉妬心に苛まれる先生の、"純然たる俗っぽさ"にも共感。はたしてこれを読んだ主人公の心持はいかばかりだったであろーか。なんてことを考えつつ、タイトルの意味するところを考えつつ。 『友情・純愛』。あれ、これどこかでちょっと読んでたかも?(教科書とか?) 本当に単純な恋と友情の話だけど、その中身を膨らませればこんなにも物語れるんだね、なんて思ったり。野島の思いも『こころ』の先生と同じくらいありふれたもので、つまりはそこにある切実さもまた、世界中で共有できそう。時代が移ろっても親しまれるというのは、それだけ本質を捉えてるからってことでしょう。 3冊読んでみて、やっぱり文体とか口調とか、現代文学のほうがなにかと好きだな、と再確認。作家の個性というものを抜きにしたら古典の中にしか見出せないものって、ないのではないだろうか。というのも、良いとされるもの、普遍的なものは、確実に今の世にも受け継がれているはずだから。ってものすごい反論を招きそうだな。現代文学より先出ってことは鑑みないとだめか。 ![]() ちなみにナツイチの撮影は鳥巣佑有子さん。存じ上げなかったのですが、人物を背景に溶け込ませて、なおかつ人物を浮き立たせるってちょっと神業的では。惚れ惚れ。『天コケ』のスチールもこの方なんだね。ぜひお仕事ご一緒したいもんです。 てことで、全部ジャケ買いで恐縮ですがそれぞれに表も中も馳走でった。 ▲
by april_foop
| 2007-07-31 00:00
| 文字
![]() うめめ 梅佳代 ![]() でもって、現在新宿のepSITEでやってる写真展「男子」ものぞいてきた。文字通り小学生男子を集めた写真で、これまた決定的瞬間だらけ。『うめめ』に載ってるやつのアザーカットもあって、点数自体は30点ほどだけど、うめかよワールドをちょっぴり体験できます。ホントにちょっとだけだけど。わざわざこれ目当てで行くのはなんだけど、6/17まで展示してるから新宿行ったついでにひやかすのはアリだと思うよ。 ![]() ▲
by april_foop
| 2007-05-25 00:00
| 閑話
![]() ある1人の少女をひたすら撮りまくってる写真集で、やたらピュアというかプラトニックというか、とにかく邪なものが一切感じられない無邪気なポートレート。少女は素人で、多分10代後半の数年間なんだけど、本当に無垢な目でこっちを見てるの。どこか脆さと儚さを同居させてて、微妙に切ない気持ちにさせてくれる。なんともいえない距離感です。 決して笑顔を振りまくわけじゃなく、表情を作り込むでもなく、ただカメラを視る少女。無表情ともちょっと違う。カメラの前でこの顔って、できそうでなかなかできないもの。さながら会話を交わさなくても、ずっとずっと側にいられる、そんな信頼感を思い起こさせるような直視。それがなんかこっちの心を揺さぶるのです。近づきたいけど踏み込めない、そんなもどかしいような、このままにしておきたいような。 オレもこんな風に誰かを撮りたいなー、と思ってしまった永遠の少女の物語。どこか少女性のあるものに惹かれてしまう人にぜひ見て欲しい一冊! ▲
by april_foop
| 2007-04-22 00:00
| 閑話
![]() Camera People-カメラピープル コンテストやワークショップとか、いろいろ企画ものもやっていて楽しそ! オレっち、軽度のカメラ好きで365日デジカメ携帯してるけど、最近はちょっとお熱も冷め気味。でもこの写真集観てたら、やっぱ撮りたい!スピリットがムクムクと。だって素敵なお写真が並んでるんだもの。人物、風景、建物、瞬間。写真まったく詳しくないけれど、理屈抜きに好きだわ。ここに掲載されてるのは全般やさしいテイストで、気持ちのいいものばかり。 多分、残しておきたいんだろーね。なんらかの証を。こーやってつらつらと文字を束ねるのもそうだし、写真を撮るのもきっと同じ。見聞きしたもの、感じたものを何かしらの形にするという作業がその経過含めて好きなのだわ。目に見えないものを自分というフィルターを通して具現化する行為に生きがい感じますもの。大げさに言うならば。 ![]() 春が来て、ニューのカメラ持って、ちょっとウキウキ。カモーン、決定的瞬間! 確信的被写体!! ▲
by april_foop
| 2007-03-27 00:00
| 閑話
![]() トップコートオフィシャルウェブサイト|桜塚やっくん サプライズだけに、この日のうちらは『エンタ』の客席みたいに、芸人目当てで集まってるわけではない有象無象が150人ほど。一部にはやっくんを知らない年配のおじさまも。そんな場でもしっかり空気を掴みきって回す技量はさすが芸人だわー。声もよく通るしウワサ通りお肌もキレイ。会場大盛り上がり! 客いじりの芸風はすっかり市民権も得て、もう鉄板ね。これがまた生体験するとやっぱ楽しい。はっきりいって日常会話の延長線上にある芸だけど、やっくんのキャラと的を射たツッコミで十分面白い。これはやっぱ頭の回転の速さでしょ。客のことも一度でよく憶えてたから記憶力もよさそうだし、ちょっとしたザワザワもしっかり拾うし、立派なエンターテイナーです。 ちなみに夏に出た写真集『艶桜』(画像)は、ホントにただの写真集でびっくり。確かにキレイだけど、いらんだろw なにはともあれ笑わせてもらいましたワ。ありがとう、やっくん! ▲
by april_foop
| 2006-11-30 00:00
| 閑話
![]() ![]() Ryo Kase Official Web Site なにげにこの夏、フォトエッセイ本を出してたのね。興味あるけど、まあ地味な表紙だこと。この人らしい。てか、こないだ対面したら、ものすごい感じよくてさ。物腰柔らか、質問には明確に回答、ときにはユーモアを織り交ぜて、ふっと笑う。この笑顔が超優しい。しかもおしゃれ。なんていいムードかもしてるんだ! 完全なるバランス型の人で、中央大卒っていうし、すごくクレバーで空気が読めるんだと思う。気に入った! 派手な役は観た事ないけど、等身大の青年を演じてる感なく演じる。しっかり場に馴染む。『スクラップ・ヘブン』観た時とかは特別いいとは思わなかったけど、いろいろと観ていると、その溶け込み具合が個性なのかも。言ってしまえば地味だ。でも、だからこそ貴重。天才肌ではないんだろーけど、ソツなくこなす秀才俳優。いかんせん本人が感じいいから、俄然ひいきしたくなるわ。 街を歩いてて「瑛太さんですか?」とか言われたそーな。全然似てないけど、気持ちはわかるぞ!w いや〜、気になるなー加瀬亮。 ▲
by april_foop
| 2006-11-26 00:00
| 閑話
![]() 高層エリアもしくは上空から見下ろした実際の風景の写真なんだけど、何やら謎の技法を使ってて、まるでミニチュア&ジオラマに見える! 人もクルマもビルも、やたら造り物感たっぷり。その不可思議なワールドは言葉で説明してもピンと来ないだろうけど、ひと目で引き込まれるわ。こんなにワクドキできる写真、初めてかも! テンションあがってしゃーない。 どーやって撮ってんだ!? デジタル加工か?って思ったら、いわゆる4×5(シノゴ)のカメラを使ってアオリで撮ってるらしく、加工はほとんどしてないんだって(色、コントラストの調整のみらしい)。まあテクニカルなことは全然わかんないけど、と・に・か・く・スゲーッ!! 去年のロングインタビューがあったけど、ウェブ上だと写真のクオリティわかりづらいなー。実物こんなもんじゃないッス。 Tokyo Source:012本城直季(写真家) ![]() とにかくオレは大コーフンして、即、写真集買って来て、編集部中に見せまくり。みんな激盛り上がり。何人かはその存在を知ってて、今年4月発売の写真集だったんだけど、一部では話題だったみたい。写真展がとっくに終わってるのが超〜残念。一緒に仕事してみたい!! こんな素敵なモノに巡り会えたスバラシイ日でした。この感動を是非みなさんも! ▲
by april_foop
| 2006-10-12 00:00
| 閑話
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