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感想/容疑者xの献身(単行本)
d0055469_23223100.jpg東野圭吾作品は、古いものから順に読むつもりだったんだけど、会社の後輩が「容疑者xの献身」を持ってるって話を聞いたら我慢できずお貸し出し頂きました。近くにミーハーな読書家がいると助かるね(自分もそうだけに)。言わずと知れた直木賞受賞作。これ、傑作! ネタバレ避けつつ感想を。

中盤までは、先が気にはなるものの、まあフツーの東野ワールド。ひとつ前に読んだ「ブルータスの心臓」のほうが面白くね?って印象すら持ったほど。そして、うーん直木賞なのかなー、これ? そろそろ東野圭吾に賞あげとく?みたいなノリだったんでは、なんて邪推もしなくはなかったくらい。

そんなナメた感想が猛烈に恥ずかしくなる驚異のラスト50ページ!(総ページ数約350ページ) とりあえず"衝撃的"なんて言葉じゃ表せない怒濤の真相。限りなく純度を高くした人間の頭脳と精神みたいなものをこんな形で表現できてしまう(神秘的ですらある!)作者に、嫉妬すら覚えましたわ。事件のカラクリの意外性はもちろん、そこに秘められた生々しい苦悩、葛藤、決意、そしてそれらの根幹になっている情愛。う〜ん、哀しいぜ。

ミステリとしては、比較的シンプルなほう。反面、そこにいたる心理プロセスは難解。登場人物たちの心の動きをしっかりと描き込んでるからこそ、こんだけ感動的な仕上がりになるんだね。「白夜行」とかのほうが大作感はあるけど、これはこれで東野ワールドのひとつの完成形かな、って思います。

天才数学者が構築した犯罪プログラムを、天才物理学者が見事解き明かす。かくも美しく哀しい物語を描き切った天才小説家・東野圭吾。数式では導き出せない偶然と、理屈で割り切れない人間心理。感服した。マイッタ。文庫化を待つそこのアナタ、今すぐ読まないと損じゃよ!
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by april_foop | 2006-02-18 00:00 | 文字
ふたりのアオイ 【第二夜】蒼井優
第二夜、蒼井優。Yu Aoi Official Website

何度も言ってるけど、今もっとも好きな女優。ルックスのみならず、声、喋り方、表情、人柄通してトータルで好き。昨日の「害虫」のDVD特典に入ってたトークショーで、塩田監督が蒼井優を評して「日本一切ないうつむき顔」だってさ。まったくもって同感! 蒼井優の魅力はそこに尽きると思う。たまらん。

d0055469_18354270.gifそんな蒼井優目当てもありつつ「星になった少年」をDVD鑑賞。柳楽君、演技がいいとは思わないけど、映画っぽ〜い思春期!な雰囲気はすごいあるよね。で、いい映画だったわー。なんとなーく作りの甘さみたいなのも若干感じるけど、全体ではけっこうグっときた。人間と象の交流を通して、心と心のつながりみたいなものを説くという。半分くらい柳楽君と象だけど、常磐貴子、倍賞美津子、高橋克実、そして蒼井優と脇を固めた役者陣が素晴らしい。屋根の上での蒼井優と常磐貴子のやり取りで思わず涙ぐみました。常磐さん、さすがです。
星になった少年

d0055469_18232836.jpgさてさて好きが高じると、こんなんも買っちゃうわけ。写真集「トラベル・サンド」(本人の日記付き)。2週間のアメリカ西海岸の旅の様子を収めたもの。ホテルとか全然決めずにカメラマンとコーディネーターと3人で行き当たりばったり自由気ままに回ったらしい。リラックスした空気感。全編笑顔。超楽しそう。どうやらオレが取材したのはこの旅が終わった後。そうと知ってればもっと色々聞けたのに!

今年はハチクロ公開に向けていろんなところで姿を見られると思うと素直にうれしーです。てか、絶対もっかい取材すんぞ。そのためにもハチクロ読破しとかねば。

ってことで2夜連続でお届けしました「ふたりのアオイ」。要するに写真集まで買ってキモスなオレって感じ。ちなみに28日発売の「H」3月号で2人一緒に出るみたいなのでこれもチェック!ってどこまでもキモスなオレでメンゴ。
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by april_foop | 2006-02-17 00:00 | 世相
ふたりのアオイ 【第一夜】宮崎あおい
注目の若手女優、宮崎あおいと蒼井優。1985年生まれの同級生で、何度か共演しつつ、かつてはおはスタガールなんてのでも一緒だった2人。愛らしいルックスと演技力で業界内での評価も高い。宮崎は去年NANAが大ヒット。蒼井はこの夏ハチクロが控え、これも話題になることは間違いなさそう。くしくもともに「あおい」。そんな旬な2人にスポットを当てて2夜連続でお届けします。で、まずは宮崎あおいから。
aoi miyazaki official site

d0055469_18122518.jpg雑誌とかではかなり見るんだけどねー、正直あんま知らない。知名度や人気度もどの程度なのかよくわかんない。インタビューもあんま読んだことないし、何より映像を見たことがない。声聞いたことねー。でもNANAもあったし今後も大なり小なり映画引っ張りだこ。こりゃチェックしておかねば、ってことでとりあえずDVD借りてみた。塩田明彦監督の「害虫」(2002年)。主演(ちなみに蒼井優も共演)。
害虫

正直よくわからん映画。いろんな痛みを抱えた宮崎あおい演じる中学生さち子とその周辺。痛いけどそれを言えない。表現できない。そんなほろ苦系。なにやらやたらと中学生の生足を映してます。無口で無表情な役柄につき、いまいち評価しづらいところだけど、悪くないなって印象。とりあえず今もだけど輪をかけて幼い。多分撮ったのは15歳くらいだろーから当然か。

d0055469_1816696.jpgそれだけじゃわかんないからこんなんまで買ってみた。フォトエッセイ「祈り」。去年の11月発売。中国の奥地に行って、自ら撮った写真と日記を掲載。特に芸はないし、まー体のいいことしか書いてないから本質はよくわからず。カワイイってのは確かか。ちなみに同時にものすごーいでかいサイズの写真集も同発。でかいだけに1万円近くするという異常な値段。誰が買うの? ネコパブってとこが出版してて、知り合いがいるもんで提供してくれと頼んだけどすげなく断られたぜ。。

まーなんでしょ、悪くないしカワイイと思うけど、そこまで惹かれないかな。オリジナリティをあんま感じず。月末にはNANAのレンタルスタートするし、見てみよっと。春には朝ドラ主演も控えるね。いつか会いたいなー。
てな感じで第二夜に続く。
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by april_foop | 2006-02-16 00:00 | 世相
感想/ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー―(文庫)
d0055469_11105141.jpg東野圭吾「ブルータスの心臓」。氏の作品の中でもあんま有名じゃないのかな? ってことで期待値低めだったけどカナーリおもろかったよ、と。

出だしにロボットが登場する時点ですでに東野臭全開。この段階ですでに引き込まれてる自分。屈折したエリート主人公・末永も、いかにも作者が好きそうなキャラ。で、こいつがある殺人計画の一端を担うことに。が、計画は意外な破綻を迎えつつ展開し、第二、第三の殺人が引き起こされる、って感じの本格派ミステリ。

このお話、殺人の共犯者である末永自身が、自らの保身のために不可解な事件の謎解きをしていくという構成が面白い。犯人であり探偵役。いまどきそんなに珍しくもないか。でも面白い。主人公でありながら大義名分なし。あるのは利己主義のみ。そんなシニカルな設定の中に、人間と機械のあり方、生まれながらの階級や身分の違い、エリートと非エリート、といったさまざまな要素を思わせぶりに絡み合わせる手腕はお見事。社会派ミステリ作家らしい仕上がりですわ。

ラストシーンは皮肉たっぷり強烈なインパクト。すべてが終わった後を想像すると胸が痛いですが、一気に読める秀作でした。アッパレ。
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by april_foop | 2006-02-15 00:00 | 文字
アイコのくれたもの
タイミング逸してますが、どうしても言いたいの。書きたいの。女子モーグル。

ライヴで見るはず(午前3時〜)が微妙に寝過ごし、競技終了直後(午前4時)のハイライトを見るハメになったという失態はさておき。てかさー、会心の滑りだったじゃん、上村愛子。確かにタイムは劣ってたけど、それを補ってあまりあるコーク720だったと思うのですが。

モーグルって競技の成り立ちは知らんが、原点はきっとコブをいかにスピーディーにこなすかを競うんだと思う。けどそれじゃあんまり差がつかないし味気ないから、エアを持ち込んだんじゃないかなーと。なんにせよたった2回しかない見せ場なんだから、もーちっとウエイト置いてもいいような気がするんだけど。せっかくルール改正で縦回転を解禁したんでしょーが。ってこれ、ただのアイコびいき? もしくは、もーちょっとコースバリエーション変えるとか、エアの回数増やすとかさー。んーむ。でもあのたった30秒でケリのつくストイックさがいいのか。

多分、アイコのピークは過ぎたと思う。今後3D系エアの使い手は続々出てくるだろうし、そうなった時に渡り合えるだけのものをアイコが維持してられるかは微妙。巡り合わせの悪い選手ってのはたくさんいる。アイコはその中の一人だろーね。でも、最近のインタビューとかで見られる「モーグルが好き。ずっと滑っていたい」って言葉には素直に好感が持てる。

って4年に1回しかまともに見ないくせに(そしてそれすら寝過ごしたし)、偉そうに言うなって感じね。ごめん。アイコ、まだまだ応援したいと思います。

今井メロも残念だったなー。ラップ騒ぎ以来、否定的な意見をやたら耳にするけど、憎めません。いや、むしろ気になるぞ。
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by april_foop | 2006-02-14 00:00 | 体育
ジョブ納め。
ラスト。
現職最後の出社。
ってことに緊張感はまったくなし。だって旅行代理店寄ってて遅刻するくらいですからー。だって転職も二度目ですからー。慣れっこ慣れっこ。

さてさて、この2年お世話になったのはメンズファッション雑誌。前職で携わってたジャンルとは丸っきり毛色が違う。にもかかわらず雇ってもらえたんだから、そもそもこれ奇跡的? いやはや運がいい。そんな始まり。

実際かなり楽しかった。仕事を起点にネットワークは広がったし、それなりのステータスやメリットっぽいものもあった。ミーハー気質は存分に満たせたし、何よりも編集部の雰囲気が良かった。同世代の人間かつ、かなりのおもしろメンツ。職場というよりはサークル。いろんな経験と数多のコネクションをほぼ同時にゲット。相当いい時間を過ごしたのは間違いない。

そんな仕事を辞めちゃうオレ。まーいろいろ考えた結果、この選択自体は仕方ないし後悔もない。さらなるステップアップのためだ。とにかく本当にこの職場と同僚には感謝してるのです。送別会も開いてもらったし。

充実の2年間。すべての関係者各位に厚く御礼申し上げたいと思います! これからも頑張るからねー。
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by april_foop | 2006-02-13 00:00 | 生業
サル始め
ひっさしぶりのフットサルー。
まずは9〜11時のフットサル教室に参加。受講者は初級者レベルの人が10人ちょい。眠いかつ寒い。けどこれ、面白かった。インストラクターさんの教え方もテンポよく、基礎練習がほとんどだったけどブランクを埋めるにはちょうどいい感じね。ボールタッチ、フェイント、シュート練、でもってゲーム。最後かなり疲れたけど気持ちよし。

引き続き11時からは同じ会場で大会に出場。参加6チームの総当たり。初級者レベルでちょうどよし。とはいえ、なにせ久しぶりの球蹴りだし、ここんとこ運動不足だし、すでに朝イチで疲れちゃってるし、って言い訳ばっかだけどとにかくキレなし。目標は2ゴール、2勝だったものの、結局1勝1敗3分で、オレ無得点。あーあ。

でもスゲー面白かったわー。いいわーフットサル。課題はやっぱボールコントロールの精度とキープ力のアップ。それからスピード上げたときに落ち着いてさばくこと。ついでに左足のシュートが全然当たらないんでもーちょっとなんとかしたい。練習量と経験値が必要だ。がんばろう。

4時間フットサルの疲れをいやすべく、yhey宅で9人鍋。2ヶ月ぶりに再会した娘っこもさらに愛らしくなってて楽しかったっす。にんにん。
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by april_foop | 2006-02-12 00:00 | 体育
感想/FLOWER(単行本)
d0055469_0443063.gif会社で放置されてた本を拾って読んでみた。「ひょんなことからオンボロ野球部に入った俺たちは〜中略〜甲子園を目指す中で、もっと大切なものの存在に気付いていく」うんぬん、て帯に誘われて。明らかに面白くなさそうなんだけど、どうも野球青春モノはめくってみたくなるのさ。

案の定面白くなーい。ある事情で野球を棄ててた元天才ピッチャーが、不祥事を起こして以降部員が1人しかいなくなった野球部に入らなくてはならなくなる。唯一の部員は、白血病を隠して前向きに生きるタカシだった。で、あれよあれよと部員を集めて、甲子園まで行っちゃったっつーファンタジーなお話。タカシに影響されて、大事な物を見つけられたよーってか。もちろんタカシは他界。完全に使い古されたネタのオンパレードで、見るべきところ、なし。

まーこの本は酷かったけど、野球モノってホント廃れないよね。マンガも小説も。それだけドラマ要素に富んだ題材ってことか。心理的要素も多分に含まれるし。スピリッツで連載してる「ラストイニング」とか好きでっせ。

ところでこの本を出してるのが、新風舎ってところ。"自費出版が進化した"ってコピーが示す通り、なんか本を出したい人の相談に乗ってる模様。なにやら無料セミナーも開いてるみたい。なんかよくわかんないけど、興味あるからのぞきにいってみよーかなー。とりあえず出してる本は軒並みつまらなそうですが偏見はよくないよね。
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by april_foop | 2006-02-11 00:00 | 文字
挨拶状
いよいよ出社は月曜日がラスト。最後の入稿も終えたし、引き継ぎや片付けもほぼ完了。晴れやかだ。なんか学校にしろバイトにしろ会社にしろ、今までずーっとそうだったんだけど、現在地を去ることに対する未練よりも、新天地へ向かう期待のほうが大きい。全然寂しくない。プラス思考万歳! 楽観主義最高!!

問題になったのが退職の挨拶状。本来書状による挨拶がのぞましいというか礼儀だろうと思いつつ、Eメールというお手軽な手段も。実際身の回りで退職なさった方たちを見ても、どっちもアリって感じ。半々。書状で届くと丁寧だなー、って確かに思うけど、メールできたからって無礼なやつだなぁ! とは特に思わないし。

で結局メールにしちゃった。近しさ問わずフラットに送れるし、やっぱ手軽だし。書状にしたって結局同じ文面を印刷するだけで、大して温度差ないような気がしたので。結果、それで良かったかな、と。タイムリーに返信もらえたから。書状じゃこんなダイレクトなリアクションは望めないもんね。いろいろと温かいお言葉とか頂けちゃったりして嬉しかったし。

よくよく思い出してみると、前職を辞めたときもメールですました気が。しかし前職に比べて送り先の多かった事。随分世界が広がったもんだとちょっと感慨深かったり。また落ち着いたらメールお送りします。それまでごきげんよう!
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by april_foop | 2006-02-10 00:00 | 生業
"おもヒル"潜入!
d0055469_1552539.gifd0055469_1553539.gifいよいよ明後日のグランドオープンが迫った表参道ヒルズ。本日は各テナントがレセプションパーティを開催! てわけでお呼ばれしてきましたワ。
表参道ヒルズ/OmotesandoHills

18時スタートに合わせてったらすでに大行列。関係者だけでこんなにいやがるのか。いやはやものすごい注目度。ま−そーだよね。この場所とご時世ですから。外観は前々から見ていたけど、中はもっとスゴカッター! フロアは表参道の傾斜からインスピレーションを得たかのような螺旋スロープ状。ウインドーショッピングしてるうちに徐々に上の階に上がって行く形式にまず感動。さすがは安藤忠雄。ただものじゃなし。

入ってるテナントもゴージャス。ドルガバ、サンローランをはじめとしてセレブリティなお店が目白押し。飲食店もきらびやか。ミッキーこと東幹久だっていたもんねー。カッコよろし。知り合いがスタッフになってたエディルーヴというドメブラも超クールだったわ。路面でドルガバの隣であんだけディスプレイ凝ってたらものっそ目ぇ引きますわ。圧巻。

とまー、おもしろかったー。上がったなー。実際、馴染みあるショップはほとんどないけど、見て回るだけでけっこー楽しめた。興味はなくとも一見の価値、ありかもよ。いやはや。こりゃー原宿〜表参道エリアがガラリ変わるだろね。とりあえず今週末はすごい人になりそ。

いろんなとこでシャンパンやら頂いてたら、ちょっと酔っぱらってきたので会社帰るのやめて、同僚と3人で飲みに繰り出してしまいました。あらら。
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by april_foop | 2006-02-09 00:00 | 生業