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mean machine
以前仕事でお世話になっていた人が独立して、この秋冬からブランドを立ち上げた。その名も「mean」。今日はそのmeanの展示会へゴー。

ベーシックなウエアの中に、サーフ&ロックなデザイナーの感性が落とし込まれて、かなり面白いディテールが満載。シルエットや、カット、加工など、あんまり見たことなかったギミックがあってけっこういい感じ。決して奇抜なわけでもないし。

ブランド名の由来は、"すべての出来事には意味がある"というデザイナー自身の哲学から。日々の出来事は、ネガティブなものにさえなにかしらの意味がある、って考え方。例えば財布を落とす。かなりの損失だし、いいことじゃないけど、そこから反省したり、拾ってくれた人と出会えたり、とか、とにかく何かしらをもたらすはずだ、って感じね。無意味なことなんて何もないと。これはスゲー共感できる。

つーか、意味があるかどうかは実際のところ大した問題じゃないし、極論すればあってもなくても構わないんだけど、あると思って生きてくほうが楽チンだし前向きだよねー。何やっても「あー無意味だ」とか思ってたらスゲーつまんないもん。そんなん気分悪いし。

てわけで、meanの洋服のディテールには、すべて何かしらの意味を持たせてるんだって。好きですよ、そーゆーの。ま、意味があるっていってもなかばこじつけなんだけどね。そーゆーのも好きっす。

今日、渋谷で朝まで飲んだことも何かしら意味があるに違いない。うん、違いないさ!
by april_foop | 2005-06-03 00:00 | 閑話
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