感想/犯人のいない殺人の夜(文庫)
d0055469_1142011.jpgたたみかけるように東野圭吾。「犯人のいない殺人の夜」。そうそう、これだよ、東野圭吾は! な短編集。彼の魅力が凝縮された秀作ナリ。

すなわち、ほどよく緻密なトリック、過不足ないプロット、スピード感ある展開、意外性のあるラスト、そして何より重要なんだけど、それらの根源にある本質を捉えた人間模様。タイトルも秀逸で、愛憎のもつれ的な話が多かったけど、一概に善悪でくくれないクライムストーリーをよく象徴してます。短編だけに登場人物も最小限、起承転結もスマートにまとまってて、かなり読みやすい。東野デビューを狙うならココから入るのも悪くなさそーです。

7本入ってるけど捨て話なし。オススメの一冊です。
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by april_foop | 2006-02-07 00:00 | 文字
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