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感想/殺人現場は雲の上(文庫)
感想/殺人現場は雲の上(文庫)_d0055469_8533518.gif連読しております、東野圭吾。で「殺人現場は雲の上」。エー子とビー子という二人のスチュワーデスの周りで起きる事件をつづった短編集。

……ひどかった。。
タイトルにつけられたコピーは「傑作ユーモア推理小説」。てことで、軽いコメディタッチの物語。はいいけどさ。。美人で聡明なエー子(英子だから)と、デブでマヌケのビー子(英子と一緒にいるから&ビー玉みたいに丸いから。。)っていううんざりするキャラクター設定とネーミング。でもそのキャラも徹底されてないからイマイチ絵も浮かばないし、話も全部中途半端だし、これは読む価値ないっつーより、読まない方が著者のイメージ壊れなくていいかも。これを氏の作品の中で最初に読んだ人がいたらものすごい不幸だな。

どういういきさつでこれを執筆したんだろう? 新境地の開拓だとしたら大失敗。食ってくためにやむなくであれば、まあ汚点ちゃー汚点だけど仕方ないよね。最初からこんなに売れてたわけじゃないだろーし。作家で食えてる人ってホントにごく少数だろーからなー。

なにやらコミックスにもなってるみたい。ちょっとだけのぞいてみたい。
殺人現場は雲の上(コミックス)
by april_foop | 2006-02-05 00:00 | 文字
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