「リアル」は現実を伝えられるのか?
d0055469_8543832.jpgリアル5巻を読みました。1〜5巻ですでに700万部発行? どんだけ稼ぐんだ井上センセー! ってしっかり貢献してるボクですが。

うん面白かった。夏美と野宮のからみが。ナガノミツルのあご相撲が。戸川、野宮、高橋って主人公3人をこんだけ並列に話を進めてくのってマンガで珍しくない? んなことないか。野宮って高橋と同じ高校入ってるだけあって、なにげに言葉遣いがしっかりしてんよね。

ある日突然障害者になるってこととか、車いす生活とかを、かなり"リアル"に描いてると思うんだけど、マンガであるがゆえに、どこか現実世界と切り離して見ちゃうなー。例えば、ベッドから車いすに移動する絵とか、実写で見ると目をそらしたくなるくらい応えるもんあるんだけど、マンガだとすんなり受け入れられちゃう。

高橋やヤマの思考とか、すごい重たいテーマ扱ってるのに、娯楽として読んじゃう。んー、これでいーのだろーか。まいっか。マンガはマンガだ。不必要に考えすぎることもなかろう。割り切って読もう。

しっかし世の中すっかり死&病テーマに回帰してんなー。普遍的なテーマつーのはわかるけど、すでにちょっと食傷気味ではある。そういう意味じゃ「リアル」は先駆けてたけど不定期連載だからあっという間に時代が追いついちゃったね。
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by april_foop | 2005-11-23 00:00 | 戯画
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