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ドラマ中継2008年4月クール おせん
d0055469_11442074.jpgドラマはいつもまとめレビューだけど、断然特別扱い!

<<おせん 火10/NTV
主演は天才・蒼井優。毎週観られるってだけで世界で3億人いるというファンが喜びます(そう考えるとぜひ朝ドラに出てほしいもんだナ!)。昔ながらの佇まいを残す料亭に、料理人志望の若造が飛び込んできてのお話。食がメインに据えられて、食べることってどういうことなのかをテーマにしてる模様。第一話は、登場人物と基本スタンスの紹介だったからさほど掘り下げられはしなkったね。

さて、フタを空けてみれば、とりあえずあまり面白くはなかったのです。視聴者側の立ち位置で話を進めていく存在である若造のよっちゃんが、あんまりにも酷いキャラで、とても気持ちを預ける気にはなれんですよ。あえて宙ぶらりんのペラい設定にして現在(イマ)を表そうとしてるんだろうけど、いくらなんでもこんな半端モンいないでしょ(いないことはないかもしれないけど、感情移入できないんじゃリアリティ薄まるだけ)。オレのイメージだと、もう少し今のコたちって、自分に言い訳があるというか、それなりのロジックを持って生きているはずなんだけれどなぁ。いちいち腹が立つのですわ。内君の演技も軽くって、設定の上にあることだけを演ってるようにしか見えず。よっちゃんのパーソナリティってなんなの?

でも蒼井優はやっぱ魅せてくれたなー! まだキャラクターが掴みきれなかったけれど、今までに観たことのない役柄で、かなり見目麗しうござんした。 "わっち"(私)なんて呼称がまたよく似合うんだわ。でもってお着物が超カワイイのね。スタイリストはオリーブ少女にはおなじみの大森仔佑子さん。優ちゃんも大好きスタイリストさんらしく、女子ならばチェックがマスト。衣装だけを目当てに観てもいいくらいだわ。

さてさて、この先どうなっていくかはわかんないけど、食というテーマはいいと思うんだよね。原作がどういうものか知らないけれど、切り方しだいではかなり意義のあるドラマに仕上がると思うんですが。初回の視聴率は10%ちょいってことで決して良くはないけれど、本質のあるいい作品にしてほしいと思います。
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by april_foop | 2008-04-23 00:00 | 映像
台湾氷少女
d0055469_1291629.jpgチェックを怠っている間にこんな写真集が! 『回転テーブルはむつかしい』。蒼井優の台湾食べ歩きをおさめた写真集+プチインタビュー。撮影はアイビー・チャンさん。初耳だったけど、『花とアリス』のスチールと写真集を撮った方で現在は台湾在住だそう。
回転テーブルはむつかしい/メディアファクトリー

スゲーいい表情してました! 『トラベルサンド』をほうふつとさせつつ、あれよりも断然"ウレシイ"感が出てます。やっぱ食べ歩きツアーだから? かき氷大好きで知られる彼女ですが、そのきっかけは台湾で出会ったかき氷だそうで、今回はそれ以外にも食べ物たっぷり。本当に楽しそう。写真の質感もいいし、梶さんのスタイリングもハマってたわ。普通の旅行者っぽくて。構図にはさほど惹かれなかったけれど、台湾の雰囲気と被写体のムードだけでもうおなかいっぱい楽しめます。

d0055469_0432884.jpg2007年撮影てことで、季節はおそらく夏。『百万円と苦虫女』を撮った前後かしら。インタビューは、台湾についてと食について。台湾を地元福岡に近いとし、家族のことにまで話は膨らんでました。あと、食はもちろんかき氷中心。「かき氷道」として紹介されてましたわ。くそー、『ダ・ヴィンチ』め、楽しそうな仕事してるぜ(おっと最新号の表紙も蒼井優か)。ぼかー、基本的に蒼井優の影や憂いをどこか感じさせる表情が好きですが、今回見せてくれたこの笑顔にはほとほと参りました。結局、どこ切っても好きなんですね。南無。

今まで台湾に興味を持ったことなかったけど、急速に気になってきたわ。ちょうど周囲からも台湾好評なので、もしかしたら突然行ってみるかもしれませぬ。
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by april_foop | 2008-04-09 00:00 | 文字
優から届いたメッセージ? From優(単行本)
d0055469_9431345.jpgお宝本をいただきました! 蒼井優のエッセイ『From優』。2003年6月初版の本で(重版してんのかは知らない)、今や絶版なのでオークションでけっこうべらぼうな値段だそう。さすがに2003年じゃあんま売れなかっただろうからなー。まだ、"蒼井優"といって通じる人は少なかったぜ、あの頃は。この数年で急騰してるってことね。

中身はもう超〜初々しくて、読んでるこっちが赤面しそう。子供の頃から、バレエのこと、学校のこと、『アニー』オーディションのこと、東京への引っ越しのこと、事務所所属のこと、『リリィ・シュシュ』のこと、それからのいろいろなお仕事のこと。本人の言葉でつづられております。

なんせ世に出始めだったといっていい当時17歳、文字通り"優"等生な発言に終始してるので、おもしろいとは言い難いねー。どこ開いても、なにやらあま〜いテンションで、ヘタすると歯が浮く感じ。もちろんそれは戦略的なものだろうし、それを否定する気はさらさらありません。それはそれで貴重だし。今よりもふっくらした懐かしい写真がいろいろ見れたのは純粋に楽しかったね。すでにプチノスタルジー。帯には岩井俊二のコメントがあったから、本編にも当然入っているんだろうと思ったら、特になんもなしだったのは残念だったぜ。

とにもかくにも、豊島区イチの蒼井優ファンとしてルーツを垣間みれたのは貴重でしたわ。さすがに自分じゃ絶対買わないからね。贈り主さん、どうもありがとう! ものすごい嬉しかったです。今年は1回しか蒼井優を取材しませんでした。来年は主演映画(日活の方が絶賛!)もあるし、また取材できる日を楽しみにしつつ、今年の「優」納めとしたいと思います!
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by april_foop | 2007-12-26 00:00 | 文字
感想/人のセックスを笑うな(試写&単行本)
d0055469_11584298.jpgなんて愛すべき人たちなんだ~! 『人のセックスを笑うな』1月19日公開。39歳のユリと出会った19歳の美大生みるめ。ユリは大学の臨時講師だった。ユリから絵のモデルを頼まれたみるめは、やがて彼女に惹かれ始める。みるめの同級生のえんちゃん、堂本を巻き込み描かれる青春"極甘"ラブストーリー。
人のセックスを笑うな公式サイト

もう大好きすぎる世界! 青春で純情、音が聴こえてきそうな恋愛! 最初から最後まで終始淡々としているのに、胸に残るあったかさと痛さと切なさよ。これぞ青春映画ですとも! 映画では原作の設定のみ活かされてて、ディテールやストーリーはけっこう別物。同じセリフはなかったらしいかんね。注目はカメラ位置。ほぼ正対もしくは真横から捉えられ、あたかもその場でまさに今起きていることを定点観測しているような不思議な感覚にさせてくれる。本当にありふれた会話、なにげない仕草、それが延々と続いていく。

そんなカメラが捉える松山クン、蒼井優、忍成クンはまさしく大学生を体現。みんなもったいなく思っちゃうくらいに自然に自然を、フツーにフツーを演じていてすごくいい感じ(ボツになったらしい蒼井優の側転が観たかった!)。そして永作さんは謎の無邪気系罪な女を怪演。スーパーかわいすぎ。これで今年37歳? 驚異的だよ、ホント。で、みるめとユリの超甘ラブモードは本気としか思えない熱の入りようで(実際松山クンはかなり永作さんラブだったしね)、なんだかうらやましくなるほどに、優しさと色気と甘ったるさとくすぐったさをくれるんだなー。いやん、ばかん!

タイトルに込められているのは、傍から見れば滑稽なものだとしても、本人には切実だというようなこと。だって、お前らだってそうだろ? ってか。終わり方がこれまたアッパレで、「ここで終われ!」って思ったところでピタリと終わってくれました。テキスト貼り付けは評価がわかれそうだけど、原作未読のボクにはズッパマリでしたよ。

d0055469_10535989.jpgてことで、映画を観てから読んだ原作。ここも淡々と綴りながら、ポイントポイントで痛いようなくすぐったいような。なるほど映画と原作は、空気感を共有しながらそれぞれ別の世界を作り上げてて、すごくいい関係になってるんだね。この本を元にして(短いし!)あの映画にした井口監督、大したもんだなー。「逢えないからって終わるようなもんじゃないだろう」の決め台詞、撃たれました。

青春モノ、恋愛モノ好きな文系さんには是が非でも薦めたい、私的イチオシの一作(でも関東1館のみ)。松山クンが永作さんにデレデレだったのもわかるわ~。生で会っても本気で可愛かったもの。

★どうでもいい小ネタバレ。忍成クンが運転してた軽トラ、ナンバーが「0470(オシナリ)」でした★
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by april_foop | 2007-12-07 00:00 | 映像
オセロー観劇
d0055469_12472418.jpg楽しみにしていた初めての蜷川舞台はシェイクスピアの『オセロー』。もちろんお目当ては蒼井優嬢なわけで。てことでさいたま芸術劇場へ。
彩の国シェイクスピア・シリーズ第18弾『オセロー』:公演詳細情報

小さめの箱の14列目。そこそこよく見えましたわ。シェイクスピアに疎いボクなので、どんなお話かは全然知らず。ジェラシーから始まる悲劇なのね。前半はあまりの古典ぷりに今ひとつ感情移入できないまま1時間50分が経過。蒼井優の出番はさほど多くなく、どうも声が出てない印象。まだ抑えてるのかな?

休憩を挟んで後半はけっこうのめり込んであっという間の1時間50分。蒼井優の見せ場もたっぷり。やっぱり前半はあえて抑えてたようで、周りの舞台俳優さんには負けるけど、見せ場ではしっかり声出てたな。デズデモーナの可憐キャラに成り切ってるとこはサスガ! でもこの人はなんつっても表情が抜群だから、やっぱり映像の方が生きるってのが正直なところか。ただ、舞台でもめまぐるしく表情を使って演じてたことは確か。いいぞ。

古典だし、話に捻りはなく落ち着くところに落ち着いてフィナーレ。舞台俳優ってあれだけ声を張って体使って演技するから相当な体力だよなー。公演時間も長いし。でもそれだけ演じるカタルシスはあるんだろーなーと、ちょっと羨ましくなりましたわ。そうそう、馬渕英俚可もいい芝居。白線流しの時からちょっと気にしたけど、最近は舞台で多く活躍してんだね。だから『クワイエットルームにようこそ』にも出てるってことか。なるほど。いいぞいいぞ。

つーわけで、たまの舞台、たっぷり楽しませてもらいました。また何か行きたいな。広末×野田マップか、本谷有希子か。
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by april_foop | 2007-10-13 00:00 | 閑話
シベリアに咲いたタンポポ
d0055469_95422.jpgd0055469_9564665.jpg待ってました、蒼井優×高橋ヨーコの写真集第二弾! 今度はシベリア鉄道でロシアを行く〜!!
蒼井優-ダンデライオン
蒼井優-トラベル・サンド

前回は西海岸だけに、陽気な2人旅感がすごく強かったけど、今回は対照的に物哀しさとか裏ぶれた感じとか、そういう雰囲気がたっぷり。『トラベル・サンド』を陽とするならこっちは陰だろ−なー。ま、そこまでどんよりしているわけじゃないけど、場所からくる空気感がね。で、若干22歳にしてそれが似合ってしまうのが蒼井優の蒼井優たるゆえんでもあるわけで。そのしっとり感が味わい深いんですわ。

比較的笑顔は少なめで、フォークロア×ロシアみたいな衣装がめちゃめちゃカワイイ。本人は「すごく楽しかった」と書いているけど、そんなアッパーな印象はなく、おそらく現地の人たちとの触れ合いも多くなく、蒼井優ワールドの中でロシアを咀嚼して楽しんでいるんだろーなーって感じ。てかめちゃめちゃ寒そう! 高橋ヨーコさんはそれをしっかり切り取ってますね。なにげない光の感じとか、素敵やわー。

今回は全体通してプライベート感が少なく、写真集らしい写真集だな、という印象。巻末に本人キャプつきのフォト日記が並んでるけど、こういうのをもっと大きく見たかったような気はする。そこはやや残念だけど、見返せば見返すほど、なんとなく蒼井優の世界が透けてくるような気はするから不思議だね。ファンはたっぷり楽しめます。

ロッキンオンのウェブから注文したら、2冊をまとめて入れられるケースみたいなオマケがついてきたけど、紙のショボイやつだった。要らねー!w
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by april_foop | 2007-09-29 00:00 | 閑話
感想/クワイエットルームにようこそ(試写)
d0055469_1251532.jpgLife is happy? 『クワイエットルームにようこそ』10月20日公開。フリーライターの明日香は目を覚ますと、閉鎖された空間で手足を拘束されていた。そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる精神科の隔離病棟。冷徹な看護婦、奇妙な患者たち、そして面会に来ない彼氏。一種異様な世界で自分を見つめ直し……って、あたしなんでここにいんのよ? てか、ここから出られんの??
映画「クワイエットルームにようこそ」

前フリ・説明が長いなぁと思い始めた中盤、ようやく話が展開し始めたらけっこう引き込まれたなー。とにかく役者たちがすごくいい。キャスト勝ち。内田有紀は、振り切れたシーンこそ気持ち物足りなかったけど、全般いい調子。ほぼ出ずっ張りを見事に背負い切ってたね。エライ。クドカン、りょう、ブッキーはもろ得意ゾーンな役でぴたり。そして天才・蒼井優と怪人・大竹しのぶは非の打ち所ありません。蒼井優、今までとはまた違うトーンでイイ。高橋真唯ちゃん、馬渕英俚可、平岩紙あたりもグー。

なんだけど! 内田有紀以外の出番が中途半端でもったいなーい!! なんせ精神病患者だから設定とビジュアルはエッジが立ってるものの、トリッキーさ先行で説明以上の背景が見えてこない。だから魅力あるのに、感情移入しきれないのは残念でった。思わせぶりなセリフは、バックグラウンドが透けてこないだけにちょい上滑り感もあり。

終盤の話の加速は心地よく、テーマ性への転がし方はおもしろかった。マトモに見える人たちもどこかマトモじゃなく、マトモじゃない人たちの中に意外なマトモを見つけちゃうあたりはベタだけどリアリティあり。"面白いだけ"の人生に果たして意味があるのか、ではその逆は、なんて風刺じみたところや、なんだかんだ結局堂々巡りを繰り返すだけの人生だけどそれもまた楽し、みたいな構え方を示すあたりはビビッドに共感できたわわ。

てわけで、豪華布陣とテーマ性の深さで十分楽しめたけれど、この素材でやるならあと3倍は面白くしてほしかったかも、ってのがオレの期待値でった。

d0055469_1252861.jpg恋の門』もようやく鑑賞。うーん、面白いけど原作が超絶傑作なだけに見劣り。でも酒井若菜は超イイ。

ここから比べると、『クワイエットルーム』の演出は随分スマートになってる気が。って原作が自分だからやり易いだけ? 塚本監督とか、庵野秀明とかは前作に続いて出演しております。そのあたりも要チェックかしら。
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by april_foop | 2007-09-11 00:00 | 映像
ミヨリ、ジブリに勝てず
d0055469_2021735.jpgフジが放映したアニメ『ミヨリの森』。21時〜という時間帯にマイナーコミックを映像化してきた&主演・蒼井優ってところに力の入れ具合を感じたわけで、期待して鑑賞。あらすじとかは原作の感想(コチラ)をご参照あれ。
フジテレビ/ミヨリの森

う〜ん、完全にターゲッティングの問題か。仕上がったアニメは、思い切り子供狙いで、素直に森を大切にしましょうという落としどころ。正直いっていい大人のボクからすると、おもろくないわ。原作も絵に魅力があるわけでもないし、アニメーションもパっとはしないし、そんなんいくらでも他にあるし、わざわざ今、アニメ化する意味を感じられず。

原作のいいところは、人間の身勝手な理屈を、対人コミュニケーション&森が象徴する自然界との関係という2つの切り口をもって同時並行的に描いたところ。これに11歳の女の子が気付いて行くというところがおもしろかったんだけどな。そういう深いところはほとんどスルー。ミヨリの背景もいまひとつアニメーションに落とし切れてなかったような。

まあ、夏休みの2時間アニメに重たいテーマは落としづらいか。蒼井優はやっぱりサスガだったけど話題作り以外に起用した意味はなかった印象。アニメでジブリを越えるのはなかなか難しいのだねぇ。
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by april_foop | 2007-08-25 00:00 | 戯画
感想/銀河鉄道の夜、こころ、友情・初恋(すべて文庫)
d0055469_102396.gifd0055469_1024835.gifd0055469_1025850.gifナツイチ蒼井優ヴァージョン3冊を読了。普段読むことない古典は新鮮でやんした。3作とも未読でった。

『銀河鉄道の夜』。古語と方言?とで読みづらいまくりで時間かかったなぁ。でもこの現実ベースのファンタジー感自体はわりと好み。兄と弟、ジョバンニとカンパネルラ、又三郎と子供たち。いつもなぜか死のニオイがつきまとうのは、賢治のフィロソフィーなんでしょうか。

『こころ』。主人公になんとなしの親近感を抱きつつ、そしていつの世にもありそうな三角関係の行く末に引っ張られて読破。恋心と嫉妬心に苛まれる先生の、"純然たる俗っぽさ"にも共感。はたしてこれを読んだ主人公の心持はいかばかりだったであろーか。なんてことを考えつつ、タイトルの意味するところを考えつつ。

『友情・純愛』。あれ、これどこかでちょっと読んでたかも?(教科書とか?) 本当に単純な恋と友情の話だけど、その中身を膨らませればこんなにも物語れるんだね、なんて思ったり。野島の思いも『こころ』の先生と同じくらいありふれたもので、つまりはそこにある切実さもまた、世界中で共有できそう。時代が移ろっても親しまれるというのは、それだけ本質を捉えてるからってことでしょう。

3冊読んでみて、やっぱり文体とか口調とか、現代文学のほうがなにかと好きだな、と再確認。作家の個性というものを抜きにしたら古典の中にしか見出せないものって、ないのではないだろうか。というのも、良いとされるもの、普遍的なものは、確実に今の世にも受け継がれているはずだから。ってものすごい反論を招きそうだな。現代文学より先出ってことは鑑みないとだめか。

d0055469_17253327.jpgで、今出ている『ダ・ヴィンチ』8月号ですね。この写真、めちゃくちゃよくってジャケ買い。フォトグラファーは市橋織江さんですね。蒼井優は連載持ってることもあって、ちょくちょくカバーを飾ってますが、今回の表紙も秀逸。表情、ライティングと質感、ヘアメイクまで含めてカンペキだと思います。市橋さんの写真てそれほど惹かれるものはなかったけど、いやー、ホントこの表紙いいわ。中身はナツイチ撮影の裏話なんかもあって、ファンは楽しめますよ。

ちなみにナツイチの撮影は鳥巣佑有子さん。存じ上げなかったのですが、人物を背景に溶け込ませて、なおかつ人物を浮き立たせるってちょっと神業的では。惚れ惚れ。『天コケ』のスチールもこの方なんだね。ぜひお仕事ご一緒したいもんです。

てことで、全部ジャケ買いで恐縮ですがそれぞれに表も中も馳走でった。
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by april_foop | 2007-07-31 00:00 | 文字
いつだって森は神秘の世界
d0055469_23351246.gifフジがアニメ化、しかも主演は蒼井優とあらばチェックしないわけにはまいりませぬ。コミック『ミヨリの森』なり。両親が離婚し、田舎にある父の実家に預けられた小6のミヨリ。斜に構え、意地っ張りのミヨリだったが、家のそばの森で不思議な声を聴く。それは森に棲む精霊たちの声だった。

環境保護が表テーマにあって、森を守ることを通しながら、都会と田舎の対比だったり、親子関係だったり、いじめだったりいろんな社会問題をパッキング。クソ生意気なミヨリはその背景と、そこからくる個性が立体的で、かなり魅力的な少女。主人公として十分立っている。設定や話の流れに目新しさはないけど、ミヨリの言動や発想が今っぽいから古くささは感じないね。自然との共生、蒼井優というキーワードから『蟲師』も連想させる。

裏テーマは人間の使命とエゴ。キーパーソンはミヨリの母で、そもそもの張本人であり、彼女の言葉は大人の都合のいい理屈を代弁。でもそれは、普通に暮らしている大人たちには少なからず覚えのあるセリフで、ミヨリが子供らしい真っ直ぐさでそれを指摘するくだりはかなり染みますな。父母には毒づくけど、その他には黙して語らないミヨリ。しかしいつの間にか精霊たちと気兼ねなくコミュニケーションを取り始める変化はかなり素敵。また、そんなミヨリにフラットにコンタクトする祖父母と田舎の子たちが、人間本来の関係性ってのも示唆。自分以外の誰か(何か)のことを考えたとき、はじめて繋がりってものが生まれるのです。

娯楽コミックもいいけど、こういう本質のあるマンガは読み応えあるね。惜しまれるのは単行本1冊であっという間に終わってしまったこと。まだまだいろんな話を読みたかったなー。と思いきや、ミステリーボニータなるコミック雑誌で続編の『ミヨリの森の四季』が連載中らしい。読みづらいなこの雑誌…。

さあ、そういうわけでアニメ化。なんでも2億つー巨費を投じて製作ということで、チカラ入ってるみたい。光と陰が同居する擦れキャラで、しかも11歳てのは蒼井優じゃなきゃ演じれないね、きっと。オンエアは8/25。現在ウェブで試写会プレゼントやってますよ。
ミヨリの森 - フジテレビ
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by april_foop | 2007-07-25 00:00 | 戯画