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感想/プライスレス 素敵な恋の見つけ方(試写)
d0055469_1913182.jpg見え見えだけどね。『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』3月8日公開。ホテルのウェイター、ジャンを大富豪と勘違いした玉の輿狙いのイレーナ。ベッドインも、金持ちじゃないことが判明した瞬間即サヨナラ。でも未練たらたらジャンはイレーナの後を追い、ならばとばかりにイレーナは、一文無しになるまで貢がせてポイ。さて2人のビミョーな関係はどうなっちゃうの!?
|映画「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」公式サイト|

往年のテレビドラマのような出来過ぎ系フレンチロマコメ。ほとんどわかりきった展開をテンポ良く消化していて、この手のラブコメが嫌いではないので、まあつまらないことはなかったかな。もちろんオチは"お金じゃ買えないモノがある"。別に今さら声に出していうことでもありませんな。

オドレイはあんま好きくないけど、有名メゾンのドレスを着倒して、体のライン出しまくり。クライマックスのダッシュでは、乳こぼれるんじゃないかと冷や冷やしました。お相手のガド・エルマレはフランスの名うてのコメディ俳優っぷりを発揮。ぼんやり顔のなんともうだつのあがらない雰囲気を絶妙に好演してて、この映画がなんとか観てられるのはこの人の力量のおかげかも。

どーにもテキストが安っぽいので、おフランスのわりにエスプリ感がないのがもったいないけど、何も考えずにハッピーエンドで、おあとはよろしそう。ロマコメが嫌いじゃない人ならセーフ。それ以外はアウトかな。カップルとかにもようござんすよ。
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by april_foop | 2008-01-30 00:00 | 映像
感想/ダージリン急行(試写)
d0055469_1265014.jpgむちゃおもろいやんけ! 『ダージリン急行』3月8日公開。インドを走る列車、ダージリン急行に集まった3人の男たち。彼らは父の死以来、1年ぶりに顔をあわせる兄弟。仲がいいんだか悪いんだかわからないまま、長兄の定める妙ちくりんな規律に基づいて、修道院にいるという行方不明の母の元へと向かう。
THE DARJEELING LIMITED

なにやら『リトル・ミス・サンシャイン』と同質のニオイがする、へんてこ系ロードムービー! あれより大分ニッチだけど、終始クツクツ、クツクツと笑い続けながら超気持ちよく鑑賞できたよ。とにかく3兄弟の掛け合いがオモロイのなんの。張り切る長兄にこまっしゃくれた次兄、そしてとぼけた末弟。ウェスファミリーのオーウェン&シュワルツマン+エイドリアン・ブロディつーキャスティングもよければ(ビル・マーレーも参加)、インドの広大な景色と実際に借り切った電車っつーロケーションも素敵。亡父の形見を取り合って、インド娘をナンパして、車掌とやりあって、電車に石投げたりして、まったくどうしようもなく愉快! 愛すべきへっぽこ兄弟!!

と、ひとしきり笑って、下車してからは少しテンションを変え、家族の意味や先の見えない人生とはなんぞや的なところまでなんとなく想いを馳せつつ、さらに大きな包容力を持ってこの"風変わりスピリチュアルジャーニー"の乗客を包み込む。別に説教くささはないので、観た人が思い思いに感銘を受ければいいってスタンス。なにも思わなければそれはそれでいい。背景も好きに想像すればいい。とにかく終始気持ちがいいのです。爽快なのです。

d0055469_1111857.jpg本編の前に上映される短編『Hotel Chevalier』もちゃ〜んとリンクしつつ、これだけとってもいい雰囲気だし、ナタリーはセミヌード披露してるし、2度美味しい感じ。あ、そうだ、マーク(・ジェイコブス)がこの映画のために作ったヴィトンのスーツケース11点セットがむちゃくちゃカワイイのですよ! NYのヴィトンにディスプレーされてるらしい(写真。わからんねこれじゃ)。これ市販してくれたら意地でも買うのになぁ! あと、兄弟のスタイリングも、グレースーツとシャツっていうラフなスタイルなのにオシャレなんすよ。ビジュアルも相当計算されてますわよ。

d0055469_904658.jpgd0055469_905791.jpgまあ多少人を選ぶ毛色ですが、オレにはドツボだったウェス・アンダーソン監督。とことんハマりましたので復習の時間です。まずは『The ROYAL TENENBAUMS』から。ダメパパのせいで離散した家族が、その絆を取り戻すファミリー再生映画。やっぱこの感じスゲー好き。笑える。人物とやたらに正対するカメラポジションも好き。間の抜けた会話と、やたらにシャレた音楽が、いびつなのに優しさを感じさせてくれるんだよなー。話は意外になんてことなく収束していくけど、とても気持ちよく楽しめました。

続けて『ライフ・アクアティック』へ。これは海洋ドキュメンタリーを作り続けるイカレたおっさんとそのクルーのお話。家族じゃないけど、これもまた人と人の縁やゆかりを描いてて楽しめました。笑い度はほかの2作より控えめか。でも、潜水艦の船室をワンショットでつないでいく感じはいつもどおり。そして衣装がお洒落なのも◎。常に人と人の繋がりを描くのは、オレのツボなんすよ。この人ただユルイだけじゃないね。センスありまくり。

そんなこんなで、いっぺんに大好きになりましたよ、ウェス・アンダーソン! 『天才マックスの世界』も観ーよぉっと。
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by april_foop | 2008-01-29 00:00 | 映像
感想/sisters(試写)
d0055469_23552077.jpgウゲー、これは苦手。『sisters』2月23日公開。子供の不審死を調べある医療施設に潜入し、ラカン医師を調べていた女性記者・グレース。ラカンの助手・アンジェリークは、ボランティアのウォレスと親密になり2人はアンジェリークの家へ。彼女には双子の姉・アナベルがいたが、グレースが目撃したアナベルは目を疑う行動を取っていた!
_映画『SISTERS』OFFICIAL SITE_

デ・パルマのセルフリメイクかと勘違いしてました。長編デビュー監督がデ・パルマの『悪魔のシスターズ』をリメイクしたんすね。とはいえオリジナルも知らないんで比較のしようもなっしんぐ。しかし怪奇サスペンスって苦手だー。R18だけにけっこうエグめのシーンもあって、切り裂き系はわりと見たくないオレにはしんどかったっす。血は大丈夫。でも切るのはイヤ。自分が切られてる気がしちゃうから。

このストーリーはどうなんだろーなー。今見て新鮮かといわれればそうでもないっしょ、って感じ。双子の運命×超自然的な設定はけっこうエッジ立ってて面白いと思うんだけど、インパクトは意外とないな。ネタバレになるからいえないし、別に予想できる展開とかではないんだけど、もう少し煽ってもよかったような。最後のヒネリオチをクールにキメるんだったら、やっぱクライマックスはもうちょっと畳み掛けてもよかったかも。オープニングとエンディングをつなげたのはイイと思います。

いつになく煮え切らない感想でごめんなさいね。一応中身はまとまってるし、好きな人は好きでしょう(って元も子もない)。苦手なんですわ、結局。
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by april_foop | 2008-01-28 00:00 | 映像
感想/地上5センチの恋心(試写)
d0055469_2312728.jpgなんだ、地に足ついてんじゃーん。『地上5センチの恋心』3月1日公開。ゲイの息子と、ダメ彼を実家に住まわせる不機嫌娘を抱える未亡人オデット。健気に慎ましく日々を暮らす中の楽しみは、お気に入り作家パルゾンの小説たち。彼のサイン会に足を運んだオデットは緊張のあまり自分の名前もいえないほど。そこでファンレターを送る。当のパルゾンは批評家に新作をこきおろされ自信喪失したあげく、その批評家と妻が不倫。絶望した彼を救ったのはオデットの手紙だった。
映画「地上5センチの恋心」公式サイト-Home-

タイトルからもチラシからもファンタジー色強めかと思ってたら、それはあくまでちょっとした比喩表現レベルで、すんごく地に足の着いたお話し。オデットは陽気な天然ミセスだけど、しっかりと子供を守り、仕事をこなし、そして自分の生き方を持った大人の女性。可愛らしくもあり、母の強さもありで、見ていてハッピーな気分にしてくれるわ。対してパルゾンはフランス映画特有のうじうじ系ダメ男。勝手に自信をなくして女にすがって、っておいおいしっかりしたまえ。とまあそんなガキおじさんなのだ。

本作は、監督がファンレターに励まされたという実体験からインスピレーションを得たんですって。普通の暮らしの中でも、ちょこっと笑えて、ちょびっとハッピーになれることはたくさんあるんだよ、ってね。とにかくパルゾンの女々しさに腹が立つんだけど、オデットの素敵さが断然上回って悪い気がちっともしないお話し。ミセスだけにガールポップなものは控えめながら、全編に品のいい可愛らしさがあって、アラサー以上の女性にゃーうってつけっす。

終わってみれば確かに、"5センチ"くらいのちょっぴり幸せ気分を分けてもらえましたよ。
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by april_foop | 2008-01-24 00:00 | 映像
感想/4ヶ月、3週と2日(試写)
d0055469_1332673.jpgシニカルというかなんというか、重いのに逃れられない! 『4ヶ月、3週と2日』3月1日公開。1987年チャウシェスク政権のルーマニア。女子大生オティリアは、寮のルームメイトのガビツァのために慌ただしく支度をする。それは、非合法である中絶の準備だった。トラブルに巻き込まれながらも選ぶ道のない、忘れられない1日がはじまる。2007カンヌ映画祭パルムドール受賞作。
4ヶ月、3週と2日 [オフィシャルサイト]

ホンットにびっくりするわー、この映画。カンヌの人たちはこれがお好み? じっとりダークな陰湿系世界の中で、こっちが逃げ出したくなるようなジリジリした展開。登場人物の周辺を360度囲い込むかのような長回し多用で、会話から何から超超超リアル。進めば進むほど息が詰まっていって、早くなんとかこの場から解放してくれ!と思ったほどに密な空気。

それは多分オティリアが感じ、責め立てられただろう、圧。ついこの間ながら、権利も自由も認められなかった時代の空気の中でもがくってこういうことなのか。抜き差しならない状況にもかかわらず、当事者のガビツァは最後まで切実さが欠けるという間接的な描き方がまた強烈なのよ! 他人事を我が身の如く背負い込んだオティリアが、どんどん追い込まれていく様は、こちらを感情移入させるに十分。なんて皮肉。ああ恐ろしい。女同士のアンバランスな関係もまたリアルだよなー。男性監督とは思えん。

でも終盤でふと思ったのは、ある意味これは命の重さを描いているのかもしれないということ。現代日本ではきっと、"たかが"中絶。その"たかが"のためにオティリアは共犯になり犠牲になり、なぜそこまでというくらいの使命感をもって奔走する。その負荷は、当時のルーマニアでは多分、自由や権利の重さ。今、日本でオレが感じるのは人の命の重さ。観てる間はとにかく逃げ出したかったのに、観終わると不思議にいろいろと思うところが湧いてくるのが、この作品の映画力なのか。

勝手なドラマを予測するこちらを嘲笑うかのような展開にも驚き。巻き込まれ系ながら、最後まで最前線から退かなかったオティリアにいったい何を思うべきなのか…。人には絶対薦めないけど、強烈にズシリな113分!
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by april_foop | 2008-01-23 00:00 | 映像
感想/ライラの冒険 黄金の羅針盤(試写)
d0055469_2123788.jpgとりあえず序章って感じ。『ライラの冒険 黄金の羅針盤』3月1日公開。人々のそばに「ダイモン」なる動物の姿をした精霊のつく世界。そこに暮らす、両親を亡くした生い立ちを感じさせないおてんば少女ライラ。学長から真実のみを指し示すとされる羅針盤を渡され、友人のロジャーがさらわれた日から、彼女の大いなる冒険がはじまった。次々に現れるミステリアスな大人たち。世界にちりばめられた謎の数々。ライラの行く手に待つものとは。世界的傑作児童ファンタジー、ついに映画化!
GAGA映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』公式サイト

って↑読んだだけじゃ設定がよくわかんないよね。そう、まずはこの世界観の説明って感じの作品。壮大な冒険の前フリ。主要キャラをひと通り登場させ、基本ルールを紹介しました、って感じで、羅針盤はまだまだ活躍せず、謎についてはほとんど明かされないまま。とりあえずでいいから、もう少し強いオチがほしかったですぜ。

けどま、『LOR』も『ハリポタ』も『ナルニア』も観てないオレ様ですが、つまらなくはなかったよ。キレイな映像を駆使してテンポよくお話が消化されてって、キャラもそこそこ。ただダイモンて動物の姿してるから、ファンタジー感あんましなくて萌えないなーってのと、鎧熊族の姿形がみんな一緒で個体差が全然なかったところはガッカリポイント。ゲーム『鉄拳』を観てるような気分も少々。キャストたちは総じて魅力的だったんだけれどね。

まあ足を踏み入れてしまったので次も観るだろうと思われ。良し悪しの判断はそこまで持ち越しっすな。
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by april_foop | 2008-01-22 00:00 | 映像
感想/ペネロピ(試写)
d0055469_2145115.jpg豚鼻恋愛のすすめ。『ペネロピ』3月1日公開。先祖がかけられた呪いのせいで豚の鼻と耳を持って生まれた娘ペネロピ。両親はその存在を世間から隠し、呪いを解くためにお見合いを繰り返すが、うまくいかない。この人ならば、と思った見合い相手ともうまくいかず、ついに街へ飛び出したペネロピ。その姿を見た人々の反応は!?
映画『ペネロピ』公式サイト

C.リッチが豚っ鼻つけてのぞんだラブファンタジー。いわゆるおとぎ話の類だけど、おしゃれに笑えて、女子やカップルにはぴったんこネ。なんせ、お鼻が豚でもC.リッチのパッチリお目々は隠しようのない輝きを放ってて、衣装もインテリアもすっごいかわいい。それだけでもけっこう間は持つ感じ。ドタバタちっくなコメディ部分もまあまあ好感持てるし、わりと広く受け入れられそう。

ストーリーは気持ち捻ってあって、単に愛だ恋だで呪いを解くような昔ながらのステレオタイプではなし。コンプレックスすらも受け入れて前を向くことでハッピーを手に入れよー、っつー今っぽい落としどころがいいじゃない。ペネロピちゃんは、元が可愛すぎるので本当に共感できるのかどうかはナゾだけど、お相手の注目マカヴォイ君のがんばりと合わせて、素直に応援はしたくなるところ。細かいことを四の五のいう映画じゃないので、軽い気持ちで楽しんでくださいナ。

d0055469_23212526.jpg<1/19追記>
公開時見逃した『ブラック・スネーク・モーン』をDVDにてチェキ。思ってた以上に面白い! ビジュアルがかなりインパクトあるからどんな話かと思えば、これはいろんな意味でかなり萌えるぜ。C.リッチの身長5-1しかないとは思えないセクシャリティはもちろんのこと、チェーン引きは笑えるし、しかし最終的には再生物語としてのツボもおさえてて、どこ切っても面白い。この監督、やるなー。C.リッチのファンはもちろん、映画好きは要チェキの良品でした。観てよかったー。
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by april_foop | 2008-01-18 00:00 | 映像
感想/トゥヤーの結婚(試写)
d0055469_16421358.jpg『トゥヤーの結婚』2月23日公開。怪我で足の不自由な夫と幼い子供2人を養う、気立て良し、見立て良しのトゥヤー。しかし彼女もまた腰に爆弾を抱え満足に働けず、生活していくために離婚を決意。しかし、再婚を考えるにあたっての条件は、別れた夫ごと受け入れてくれることだった。訪れる求婚者はみな対応に戸惑うが、トゥヤーはこの条件を決して引っ込めず…。
映画『トゥヤーの結婚』 公式サイト 〜Tuya's Marriage〜

内モンゴルの大平原を舞台にした、じんわり系の物語。広大な大地は、ときに美しく、ときに残酷で、自然の力強さを存分に感じさせる。そんな景色に抱かれた物語は、大きな起伏があるわけでもなく、トゥヤーを中心にそこでの暮しをリアルに描く。なんせ主演の女性以外は、そこに暮らす素人だってゆーんだから。どうりですごく朴訥だなぁと思ったわけだ。

このトゥヤー、ずっと頭巾をかぶって顔はよく見えず、ただひたすら真っ直ぐ強く生きてるんだけど、なんだか不思議にコケティッシュ。交わされる会話もごくフツーなのに、そこはかとないおかしみも漏れてきて、退屈といえば退屈なのに、なぜだか心をくすぐられるものがあるという作品でした。『長江哀歌』よりは波があるかな。

この地区は、急速に土地が乾燥して水も出ないため、政府による生態移民が施されてるそう。実際にこの映画の撮影後には、住民はすべて引っ越したようで、この映画はその失われた風景と暮しを納めたかったそうです。大自然の中の小さな営み。なにを残すでもなくても、そこには確かに人の生があったということを、心に留めておきたいです。
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by april_foop | 2008-01-17 00:00 | 映像
感想/いつか眠りにつく前に(試写)
d0055469_15574340.jpgなんだかすごくわかる気がするよ。『いつか眠りにつく前に』2月23日公開。死期が迫り、床に伏すアン。2人の娘を前に、混乱した意識の中で「私がバディを殺した」という謎の言葉をこぼす。それはかつて、まだ若かりしアンが遭遇した悲恋とも呼ぶべきできごとだった。
いつか眠りにつく前に

最初は、現在と回想の入れ替わりがあんまりにも忙しないのが気に入らなかったけれど、その混濁っぷりが落ち着いてからはしっとりと感情移入。話の筋自体には特にどうっていうことはない。けれど、アンと2人の娘という、3人の女性の人生における、少しの後悔や迷いというテーマには感じ入る物がありました。

人生てのはずーっと選択と葛藤を迫られ続けるもので、どうにもならないなりにそれぞれ最善を尽くしていくもの。だけど、それをあとから振り返ったとき、どれだけの人が「自分の歩んできた道は正しかった」と言い切れるんだろう。ああすればよかったのでは? もっとうまくできたのでは? そんな未練に似た感情を誰もが持っているはず。この映画は完全ではいられない人生と、それを思う時の普遍的な感情をやさしく肯定し、そっと背中を撫でそして肩を叩いてくれるんです。完璧じゃないとしても、決して間違いなんかじゃないんだ、と。

クレア・デインズはどうしても好きになれず、やっぱりなんだか腹が立つんだけど、その他のキャストはとっても素敵。中でもメリル・ストリープ演じるライラは短いシーンの中で断然輝いてました。アンとライラがベッドで寄り添うシーンは、女性にはすごく響くのでは(わかんないけど)。

心のつかえがスーっと取れるような、良い作風でした。
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by april_foop | 2008-01-13 00:00 | 映像
感想/エリザベス:ゴールデン・エイジ(試写)
d0055469_0354288.jpgなぜだろう、物足りないのは。『エリザベス:ゴールデン・エイジ』2月16日公開。1558年の即位から30年近くの年月が流れたエリザベス1世。彼女の前に現れた航海士のローリーは、「ヴァージン・クイーン」の誓いを立てたエリザベスの女としての一面を刺激。他方では彼女の命を狙う存在に脅かされ、さらにはスペイン無敵艦隊との戦いまで始まろうとしていた、エリザベス王朝の黄金時代を描く。
エリザベス:ゴールデン・エイジ2008年2月16日(土)日比谷スカラ座他全国ロードショー

とてもゴージャスでエレガント。ケイト・ブランシェットはすごく上手(しかし染めたまゆ毛と髪型が恐い)。内容もけっこう盛りだくさん。なのに、なんだか微妙に物足りない。エリザベスがちょこまか動き過ぎというか、苦悩や葛藤という側面を濃くし過ぎというか、プライベート感を出した分、女王としての尊厳が感じられなかったのがひとつかな。キャストは良かったと思うんだけどね。

ロケーションや船を作ったという戦闘シーン含めてスケール感はあるんだけど、実際にスクリーンを通すとそこまで壮大な印象は受けず。きらびやかなのになんだかパンチがない。いかにも大河って感じの音楽に新鮮味が感じられなかったってのも一因かもしんない?

『クイーン』のような気高さがなければ、『マリー・アントワネット』のように完全にパーソナルに徹し切るわけでもない。ややどっちつかずで散漫だった感じがするのね。"恋心"と"暗殺"と"戦争"が並列になってしまってたのもちょっとバランス悪い感じで、1つ1つをもう少しテンション変えつつ掘り下げてもよかったのかも。単なる歴史ものをちょっと捻りました、って感じか。

平板な印象をのぞけば決して悪くはないと思うし、お気に入りのアビー・コーニッシュがたっぷり観れたのはちょっと嬉しかったです。
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by april_foop | 2008-01-12 00:00 | 映像