08/04/19 PHX115-117SAS(2OT)
のっけからスゴイの観ちゃったなー! 2008 Playoff いよいよ始まった2008プレーオフ。初っ端は毎年当たってるような気がするPHX×SAS。シャックは早々にファウルトラブルながらも、序盤のペースを握ったのはPHX。アマレを中心にして着実に得点。しかしこれ、SASのディフェンスを崩し切っていたわけではなく、あくまで100点以下のペース。点差が開いたのは、SASのオフェンスがよくなかったから。しかし外が入らないとみるやすかさずバリー投入のポポビッチ。これがまんまと当たって、即3Pを沈めてみせるバリー。このへんの層の厚さと、リズムが崩れても慌てないのがSASの強さよね。 一時2桁のリードがあったPHX。しかし、追い上げられながらも簡単には逆転を許さず、追いつかれてなお一進一退を繰り返し、3点リードで最終盤。残り20秒、SASが最後のオフェンスを託したのは……、フィンリー! そして起死回生の同点3P〜〜! 最近めっきりシュートが入らないフィンリーだけど、クラッチシューターっぷりは健在でした。そういえばこの少し前にも同点3Pを決めてたっけ。とにかくPHXから勝利がこぼれ落ちた瞬間。 がしかしオーバータイム開始早々ナッシュがジャンプシュートを突き刺して、このままでは引き下がらない決意を表明。やはり3点リードしてついに残りは15秒。ジノビリのドライブからパスアウトした相手は、アークの外に立ったダンカン! そして起死回生再びの同点3P〜〜〜!! これなんと今シーズン初めて成功したダンカンの3P(アテンプトは5回目)。誰も予想しなかったろうけど、ボールが渡った瞬間入ると思ったわ。そのくらい本気のダンカンは凄かったもの。で、ダブルオーバータイムへ。 ついに流れはSASに行きながらも食らいつくPHX。SASが2点リードして残り時間は20秒。ファウルゲームに持ち込み、バリーが1投落として3点差。ここでナッシュが電光石火で起死回生の同点3P〜〜〜〜!!! まだもつれるのか!と思った矢先にジノビリがドライブから決勝シュートをねじこんでTHE END。最後の最後までどっちが勝つかわからない、手に汗握るグレイトなゲームでった。 しかし本気モードに入ったダンカンは圧巻。シーズン最後のUTA戦でも感じたけどプレイレベルが段違い。まったくシーズン中はどんだけ手を抜いてるんだって思うほどの40pt、15reb。点差はわずか2点でPHXもやはり強いけれど、SASが4-1くらいで勝ち抜けそうです。連覇の可能性はズバリ55%(ズバリなのか?)。 #
by april_foop
| 2008-04-20 00:00
| 体育
いたたまれないっつーの。『ファクトリー・ガール』4月19日公開。1960年台、ポップカルチャーの旗手としての注目を一身に集めていたアンディ・ウォーホル。彼の前に1人の女性が現れた。その名はイーディ・セジウィック。名家の娘で画家志望の彼女に一目で惚れ込んだアンディに導かれ、彼の「ファクトリー」を訪れたイーディはその輝きで世間をも魅了する。映画出演、パーティ三昧、アンディとの蜜月、そしてボブ・ディランとの出会い…。しかしミューズとしての時間はあまりにも短かった。
Factory Girl - ファクトリー・ガール - 壮絶にすぎる短命だわ。お初にお目にかかるイーディさんは、『ベティ・ペイジ』的な美人薄命系伝記映画。60年代の空気をまとって登場するファッション、アートカルチャー、そして特徴的メイクはおしゃれ感上々なんです。が、あんまりにも破滅色が強いもんだから感情移入しづらいのなんの。しかもドラッグで身を持ち崩すってのもなんともやりきれません。時代が時代だから仕方ないというか、それが事実なんだからどうしようもないだろーけど。複雑な背景ももちろん重要とはいえ、もっと周囲を虜にしたイーディの魅力を全開に見せてほしかったなぁ。そのほうが後半の凋落っぷりもより際立っただろうに。 がしかし写真で見る限りイーディ本人はすばらしくチャーミング。キュート。21世紀を生きるオレが見ても魅力的。やっぱこっちのポジ面もしっかり見せてほしかったぜ。そしてシエナはメイクで似せようとした結果、シエナ本来の魅力半減? そっくりさん度合いは妥協していいから、純粋にシエナ活かしの魅力アップに力を入れてほしかったなー。 とまあ悲しいお話ですが、直接知らない60'sカルチャーに触れるのもオツなもの。ボブ・ディランやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてウォーホルそのものまで、改めて興味がわきましたわ。 #
by april_foop
| 2008-04-19 00:00
| 映像
講演を聴いてる気分だな。『大いなる陰謀』4月18日公開。大統領選出馬を狙う議員のアーヴィング。かつて彼をホープと持ち上げた女性ジャーナリストのロスに、新たな対テロ戦争の軍事作戦をリークする。彼の作戦により、アフガンへと赴いた2人の若者は、敵前で孤立する。そんな彼らの恩師である大学教授マレーは、怠惰に日々を送る学生に、自らの意志で生きることを諭す。
大いなる陰謀 - オフィシャルサイト 講演とかディベートを観てるような気分になるような、ほぼひたすら会話劇。でもテーマはすごくしっかりしてて、しかもかなり真正面から向かい合ってるので、否が応でも考えさせられるんだよねー。すなわち、自分自身の頭で考え、そして自分の足で立ち、行動しているか? ってことを。 2組4人の視点を通して語られるのは、アメリカの対テロ戦争。政治家は、国家の大義に自らの野心を巧妙に隠す。ベテラン記者はジャーナリストとしての大義の前で揺れる。大学教授は若者たちの無関心を憂い、そして学生君は目を逸らしつつある事象と、事実目を逸らしている自分に気づいていく。テロに屈していいのか? 単純にそう聞かれれば答えは当然ノーだ。だが、その方法が戦争であってよいのか? それを黙認し許しているのは誰なのか? 今、まさに起きているこのできごとを通して、自分と社会とのかかわり方を説く、かなり硬派な作品。 さらに実際の戦場の視点をプラスオンすることで、そこには圧倒的なまでのリアリティがもたらされる。曖昧な正義のために確かに失われている命を前にして、オレらはそれを容認するわけにいかない。これだけ大きな規模で、この主張を描いたのはすごく意義深いね。まあ、あまりにもストレートなので、映像作品としては退屈してしまう部分もあるんだけれど。 お国が違うとはいえ、多分この映画から感じる距離感こそが、自分と社会の距離なんだと思う。遠く感じれば感じるほど、それこそが無関心を表しているんだろう。自分の目で見て、自分の頭で考える。しごくまっとうなこの作業を果たして自分はできているのか。改めて考えなくちゃいけないな。 面白い作品じゃないけど、意義は感じられる1本。娯楽としてではない鑑賞をどうぞ。 #
by april_foop
| 2008-04-18 00:00
| 映像
今クール、なんだかイロモノばかりになってしまったような。
<<2クール 土0:55/NTV 厳密にはドラマじゃないんだけどね。小林聡美×もたいまさこ、ってだけで大いに期待させるじゃないか! とフタをあければ…。ほっこり〜。てか、なんでもねー! 各話ごとにいろんなシチュエーションで、2人がぼんやりトーク。これ台本ないんだろーなー。第1話はたき火を前におしゃべり。途中で一般の高校生男女の悩みを聞きながら。第2話はどこぞの商店の店番。普通にレジ打ってお釣り渡して。第3話は赤ちゃんの子守り。もう、なにも求めちゃダメ。期待しちゃダメ。ただ土曜の夜にぼんやり眺めてそのまま不思議な気持ちで眠りに落ちればいいんだと思うわ。でもなぜだろう、来週も観ようと思ってしまうのは。これが2人のワールドなんだろーなー。 >>週刊真木よう子 水1:20/TX ニッチなところで注目を集める真木よう子が毎話主演のオムニバスドラマ。スタッフはけっこう名のある人たちが並んでいるから、どんなものなのかと思ったら超〜B級な作り!(1話目見逃し) はっきりいって嫌悪感すら覚えるほどのクダラナサ。でもそれが狙いなんだろーし、そんな企画に出演する真木よう子を思うと、妙に萌えないこともない。完全に男子向けだろーなー。女性は生理的に受け付けないと思います。かくいうオレは、それほど真木よう子好きってわけでもありません。 <<ラスト・フレンズ 木10/CX 瑛太くん、大河と並行して連ドラ出れるんだ! に最も驚いた本作。それはさておき、さらにショートになった上野樹里ちゃん、かなりカワイイね(こないだ地上波で『亀速』観たけど、別人のようだ)。長澤まさみちゃんは役のせいもあってかなんだかちょっとお疲れ気味のような。それにしてもあまりにわかりやすすぎる演出に抵抗を覚えるわー。オレ、どしゃぶりの雨の中ずぶ濡れのままベンチに座っている人って、見たことないんです。オレ、後輩イジメでヒールで足を踏む先輩って見たことないんです(あんなサロン、絶対行かないよ)。水川あさみが不倫愛に走らないことを願います。2話目の途中にしてなんかついていけなくなってしまって離脱しました。トランスジェンダーについて扱うならばぜひ『片想い』でやってけろ。 >>キミ犯人じゃないよね? 金23/EX 『スウィングガールズ』のときから好きだった貫地谷ちゃん、朝ドラ経由で完全に全国区になったなーと目を細める今日この頃。不思議な作品選びをする要潤とのへんてこコンビもの。2話観たところでは、特別に笑えるでもなく、簡単ミステリと貫地谷コスプレで押していくみたい?の軽い作り。 一応、一話完結に加えて、貫地谷ちゃんの記憶にまつわる秘密っていう横糸があるみたいだけど、まだ全然それは機能してないね。もうちょっと観てみようかなー。 ま、なんつっても今クールの大本命はアノヒトの『おせん』なんだけどねー。企画決定までに2転3転したようで撮影は遅れ気味らしいけど、超楽しみッス。 #
by april_foop
| 2008-04-17 00:00
| 映像
読書会は興味あるなー。『ジェイン・オースティンの読書会』4月12日公開。愛犬を亡くした独身女、に一目ぼれした男、6度の結婚離婚の経験者、夫からの離婚を告げられた母、その娘はレズビアン、教え子に恋する女教師。ひょんなことから集まった6人がジェイン・オースティンを読む会を作った。彼女の6つの作品を持ち回りで担当し、ワインとともに本を語る彼女たち。普遍的な人間の心理を描いた小説といつしかリンクしはじめて、彼女たちの人生にも少しずつ変化が現れ始める。
ジェイン・オースティンの読書会 - オフィシャルサイト - ジェイン・オースティンを読んだことがないってのがやっぱ痛かったか。いまいちピンと来なかったなぁ。ブッククラブでのそれぞれの解釈は、もちろんまるでわからず、小説とひっかけた内容とかがどのくらいあるのか全然わからんかった。それを抜きにしても、もうひとつ登場人物の魅力を感じ取れず、ふ~んという感じ。予告はけっこうポップだった気がするけど、全体的にしっとり大人めムードだったことも、その要因かもしんないわ。 最後にはハッピーエンドだからあと味だっていいのよ。ただ、等身大のように見える1つ1つのエピソードがやや薄く、なんか身近なようでいて実はあんま親近感がない感じ。元ネタであるジェインの小説の設定に縛られすぎて、それぞれの行動が少し不自由になったのかなぁ。あと、みんながみんな基本的に恋の悩みってのが群像劇として飽きるってところか。これもモチーフの制約? 等身大なわりには他人事に思え、ふ~んどまり。へぇ~には至りませんでした。でも読書会は興味あるなー。本読んでホームパーティ。ブルジョアの香り〜。そうそう、『トランスアメリカ』以来のケヴィン・セガーズ君。あのときよりちょっと輝きがなかったかも? #
by april_foop
| 2008-04-16 00:00
| 映像
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