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感想/さよなら。いつかわかること
d0055469_1794216.jpgええ話やなぁ。『さよなら。いつかわかること』4月26日公開。スタンレーの元に届いた、イラクで軍役についている妻の訃報。ショックを隠せず、2人の娘に母の死を伝えることが出来ないスタンレーは彼女たちを連れ、フロリダのテーマパークへとクルマを走らせる。まるで自分の動揺を紛らわせ、押し殺すかのように。
映画「さよなら。いつかわかること」オフィシャル・サイト

イラク戦争を背景にした、家族の深い愛情と悲しみ、そして再生の物語。ポイントは、戦死するのが妻であり母であるという点で、遺された夫をジョン・キューザックが好演。混乱しつつ、本人は事実をある程度受け止めながらも、娘たちへの伝え方を見出せない様子に深く深く感情移入。父親としての責任感よりも喪失感が勝って、ついナーバスになってしまう態度がなんともリアルで胸を揺さぶるんだなぁ。

戦争の在り方とか、自分のコンプレックスとか、バックグラウンドはいろいろ用意しながらも話を変に広げすぎず、85分の中身を父と娘2人に焦点を絞ったのが成功。シンプルな物語は、反戦映画であり、ロードムービーでもあるけど、家族愛というものが軸にしっかりと収まってるからブレることなくこちらに感動が届くね。新人だという娘っ子たちもよかったわよ。

「魔法の森」を抜け出した先でついに向き合い、見つめた現実。父娘たちの前に降ってわいた哀しみが一気に形を成し、カランと空白の中に落ちてきて、その音が心の中に響く気がして、胸が熱くなりました。ラストも感動的な良作映画。オススメできます。
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by april_foop | 2008-04-30 00:00 | 映像
吉本オールスターズ。LIVE STAND 08!
d0055469_23492536.jpg去年に続いて今年も行って来たったでー。日本最大のお笑いフェス、『LIVE STAND』@幕張メッセ。いやー、ワロタ、ワロタ!
LIVE STAND 08 (ライブスタンド08) OFFICIAL SITE

今年はテレビで告知しまくったらしく(全然見てないけど)、かなり盛況だったみたいやで。最終日の今日が最大の人手やって。確かに会場は去年よりも随分ごった返してたなー。ばったり天狗様(他1名)にも会うたし。出展ブースも増えてたように思うわ。

箱の使い方は去年と一緒やな。CONA-MON、KAWAKI-MON、AGE-MONの3ステージでの同時進行ライヴ。わい、バラエティ番組をほとんど見ぃひんから、観るネタすべてがめっちゃ新鮮! エド・はるみのネタも初めてで笑ったし、藤崎マーケットの漫才ちゅーのも初めて見よったわ。オモロイナ〜、"うんてい"! ほか、佐久間一行、キャン×キャンで相当笑かしてもろたでー。ほかにもぎょうさん! 名前忘れたけど。

いやしっかし、改めて芸人さんちゅーもんはエライわ〜。自分があのステージに立っとったらと思うと、そのバイタリティにはマジでリスペクトやな。おかしな人もぎょーさんおるし、ネタ入れて演じて跳んではしゃいで笑ってテンションあげて。マネできひんで、ホンマに。

なにはともあれ、一日たっぷり笑かしてもらいましたわ。お笑いは楽しいな。まいどおおきにー! 好きやで、吉本〜 <朝青龍風
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by april_foop | 2008-04-29 00:00 | 閑話
感想/砂時計
d0055469_2104594.jpg夏帆ちゃんの映画だったわ。『砂時計』4月26日公開。両親の離婚により、母とともに島根へやってきた中学生の杏。精神のバランスを崩していた母は、ほどなくして帰らぬ人となった。絶望する杏を支えたのは、同級生の大悟。2人は互いに想いあうが、杏は父に東京に呼び戻され、離ればなれとなる。
映画「砂時計」オフィシャルサイト

コミックと昼ドラ(ともに未見)が話題だったってことで、ちょっと胸に期待を抱いて鑑賞。いやいやさすが、昼ドラになりそうなどろり系のサイン出まくりでドキドキしたよ〜。主人公周りの関係値も典型的〜。嫉妬とかすれ違いとかさ、もう完璧に教科書通り! でもそこは2時間の尺の壁か、なかなか掘り下げきれなかった模様。藤くんのエピソードとか、なんとも宙ぶらりんの消化不良なわけです。

まあそれにしても、子供時代の純情きらりストレートな「スキ」とか「キス」とか、久しぶりに見せてもらって、なんだかムズかゆ楽しかったよ。夏帆ちゃん、カワイイし。がしかし、それに対して大人時代になってからの受け方がもうひとつ。そもそも時間配分がえらい短いし、再生物語にしても恋愛物語にしても、どっちつかずなまとめ方。映画独自色を出そうとした結果なのかしら。

良くも悪くも、はいはいはい、って感じのするベタ系恋ドラマ。男性にはちと面映いでさ。
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by april_foop | 2008-04-28 00:00 | 映像
感想/少林少女
d0055469_14485086.jpgあれ、ギャグじゃないんだ!? 『少林少女』4月26日公開。中国で3000日もの修行を終え、少林拳を日本に広めるべく帰国した桜沢凛。しかし故郷の道場は見る影もなくなっていた。かつての恩師である岩井を訪ねるも相手にされず、なぜかラクロスの助っ人を始めることに。そんな凛を見つめる黒い視線があった。
少林少女 SHAOLIN GIRL OFFICIAL BLOG [BLOG総本山]

『少林サッカー』さながらのCG×アクションギャグエンタメかと思っていたけれど、意外とギャグ要素は味付け程度で肩透かし。数の限られたギャグはしっかり滑ってました。まーなんといっても柴咲コウのカンフーアクションだよね。吹き替えなしでよくやったなー。カットの少ないシーンもあって、すっかりアクションヒロインもいける口になってます。うーん、ドラマに歌に映画に、よく働いててえらい!

それ以外、これといった特筆点はなく。どちらかといえば子供向けって感じの、がんばる少林少女のお話。ただ、CGラクロスがんばるガールズを見せたいのか、少林拳の精神性を見せたいのか、純粋にアクションを見せたいのか、多分全部なんだろうけど、もうひとつメリハリがなかったというか、ひとつひとつの掘り下げが甘かったような。せっかくならもう少しラクロスで押してほしかったけど、意外と少林拳とラクロスの相性がよくなくってね。少林拳て動作の流れの美しさがポイントだと思うので、ラクロスのスティックとボールを使う時点で、ちょっと制約が出過ぎたのだと思うぜ。『燃えピン』にもそれは言えたような。やっぱボディコンタクトしないと、カッコよさ&面白さが損なわれちゃうんだろね。となるとバスケか、やっぱ!?(『カンフーダンク』に期待!)

終わってみればやけに優等生な話で、箸にも棒にもかからず。もっとドカーンとふざけて、弾けてくれたほうが断然面白くなった企画でしょ、これは。
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by april_foop | 2008-04-27 00:00 | 映像
感想/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
d0055469_22314581.jpg狂気! 鬼畜! 暗黒! 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』4月26日公開。1900年台初頭、金塊掘りだったダニエル・プレーンヴューは、石油を掘り当て富を成す。そんな折、ある男が、石油の情報を持って現れた。情報を買ったダニエルは息子のHWを連れ、早速現地へ向かう。そこには確かに石油が眠っていた。地元で信仰を集める牧師イーライとの確執を深めながらも、地上げをはじめるダニエル。奇才ポール・トーマス・アンダーソンが富と権力に塗れた彼の腐敗した人生を壮大に描く。
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

PTA監督大好きなオレですが、この超ダークサイドにはほとほと参ったぜ。なんとも筆舌に尽くし難いこの世界は、ホラーかと思うほどの狂気。ダニエルがオイルという名の黒い液体に塗れていく姿は、なんというか悪魔的! それをダニエル・デイ=ルイスがまたすんごい演技して魅せちゃうの。後半の物怪っぷりはこの世のものとは思えないほど! そもそもこの男には悪魔が宿っていたのか。それとも富と権力が彼を狂わせたのか。人間の奥底にこんな暗闇が潜んでいるのかと思うと、身悶えするわ。

それに対するポール・ダノ演じるイーライもヤバイ。牧師でありながら、そこには無垢さがまったく感じられず、常に嫉妬と欲望の陰が見え隠れ。ダニエルと同じドス黒い血を感じさせるんだよね。そしてそれらを包み込むロケーション。荒涼とした大地に緊張させる音楽、そして沸き上がる真っ黒な濁流! 燃え盛る業火!! 天の裁きか、悪魔の咆哮か、っつー世界には畏怖の念すら覚えますわ。

決してこんなのを期待していたわけじゃないけど、心の奥底にズサリと侵食してくるPTAワールド。絶対に娯楽としては観られないけど、いやはやスゴかったです。くわばら、くわばら。

d0055469_12424738.jpgそして『ブギー・ナイツ』をDVD鑑賞。ポルノ映画のスタッフたちを抜き出した群像劇。性を売り物にした特殊な世界でも、そこにかかわる人たちに流れてるのはごく一般的な感情なんだよね。「ひとつくらい取り柄があるはず」「消費されるものではなくて長く残るものを作りたい」「子供に会いたい」などなど、夢、希望、嫉妬、欲望、被差別、劣等感などなど。

長いんだけど、なぜか目が離せないのがPTAの手腕か。これといった盛り上がりも、特別なオチもないんだけど、観終わって不思議と少し気分がよくなるようなね。オープニングとエンディング、ワンカットでシーンをつなぐという演出もなんだか印象的だったっス。
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by april_foop | 2008-04-26 00:00 | 映像
美食百花dish52 荒木町に灯る和のあかり
d0055469_12222864.jpg4月はなんやかや飲み歩いたわー。で、ここが今月のベスト。断然ベスト。

<<四谷三丁目/和食
鈴なり

四谷三丁目なんてほとんど利用しない駅なんだけれど、よい評判を聞いて訪ねてみたのです。荒木町って初めて足を踏み入れましたが、こんな渋い飲み屋街なんだね! スナックからバーまで、うらぶれたような路地裏に灯る看板たちがなんともいい味出してまんな! そしてけっこうお客さんも入ってたりして。へー。意外な発見。

さて、こちらの鈴なりは、なだ万で修行された方のお店。これがまたいい和食を食べさせてくれるんです。日替わりのおまかせコースである「鈴なりコース」をオーダー。これがマジで美味い! 素材の良さがよく感じられて、味付けも絶妙。先付け、酒肴、汁、造り、焼物、煮物、食事、デザート、とどれもこれもが見た目から味まで完璧ですよ。あ〜、美味しい和食ってなんて素敵なエクスペリエンス。これで4500円! 大!満!足!
(写真撮ってなくてごめん。でもそんなの必要ねー! 信じて良し)

d0055469_12233951.jpg店内はやさしい木のぬくもりが感じられ、ゆとりのあるスペース。カウンター席では板さんとの気さくな会話が交わされてる風だったなー。そう、スタッフの方々のホスピタリティがまた素晴らしいんですよ。ついつい長居しちゃうもの。人気あるのも頷けるわ。実は、1回お邪魔した後あまりに気に入ったので、もう2回ほど別の日に電話したんだけれど、いずれも予約でいっぱいでした。席数多くないとはいえ、平日なのにすごいなー。なのでご利用の際は早めのご予約をおすすめします。

荒木町に灯るほっこりな和食のあかり。あー、また行きたいナ!
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by april_foop | 2008-04-25 00:00 | 美食
バスケット、それは青春の呪文
d0055469_126437.jpg『スラムダンク』って文字を見るだけで、つい手に取っちゃうよね。これこそキラーコンテンツというんだろーなー。『Sportiva』を買ったのってどのくらい久しぶりだろ? 表紙買いする人が多そうなネタですよね。
web Sportiva

テーマは90年台バスケで、柱は『スラムダンク』とマイケル・ジョーダン。井上雄彦のインタビューは面白かったけど、多分今までにもいろんなところで出てる内容な気がするから、コアなファンには物足りなそう。スラムダンク奨学金第一号の並里君や田臥のインタビューはちょっと心惹かれつつ、タレントたちの『スラムダンク』大好き宣言はどうでもよし。どうせなら、このフックを皮切りにしてもう少しバスケットそのものにフィーチャーして話を聞いてほしかったなー。どうでもいいけど『スラダン』という略し方は嫌いです。

マイケル・ジョーダンとドリームチームに関しては、あんまり新鮮な情報がなく、あの人は今だけで終わっちゃった感じ。『Sportiva』のターゲットって、けっこうコアなスポーツフリークだろうから、もっとディープに掘り下げてもよかったのでは。これに限らず一冊まとめて焼き直し記事が多かったしね。過去ネタは切り口が本当に難しいと思います。が、90年台の情報ってネットではあまり出てこないだけに、編集する意義ってあると思うんだけれど。

オレは、後期スリーピートの最後くらいからNBAを観始めたわけだし、バスケは昼休みに遊びでやってただけだし、『スラムダンク』は欠かさず読んでたとはいえ、90年台がバスケと共にあったわけでもなく。でも確かにきっかけはこの頃にあったわけで、原点てほどのものはなんにもないけれど、条件反射で気になってしまいますな。

次はバスケットの未来を読みたいな。とりあえずはNBA Playoff、大変楽しく拝見しております。
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by april_foop | 2008-04-24 00:00 | 文字
ドラマ中継2008年4月クール おせん
d0055469_11442074.jpgドラマはいつもまとめレビューだけど、断然特別扱い!

<<おせん 火10/NTV
主演は天才・蒼井優。毎週観られるってだけで世界で3億人いるというファンが喜びます(そう考えるとぜひ朝ドラに出てほしいもんだナ!)。昔ながらの佇まいを残す料亭に、料理人志望の若造が飛び込んできてのお話。食がメインに据えられて、食べることってどういうことなのかをテーマにしてる模様。第一話は、登場人物と基本スタンスの紹介だったからさほど掘り下げられはしなkったね。

さて、フタを空けてみれば、とりあえずあまり面白くはなかったのです。視聴者側の立ち位置で話を進めていく存在である若造のよっちゃんが、あんまりにも酷いキャラで、とても気持ちを預ける気にはなれんですよ。あえて宙ぶらりんのペラい設定にして現在(イマ)を表そうとしてるんだろうけど、いくらなんでもこんな半端モンいないでしょ(いないことはないかもしれないけど、感情移入できないんじゃリアリティ薄まるだけ)。オレのイメージだと、もう少し今のコたちって、自分に言い訳があるというか、それなりのロジックを持って生きているはずなんだけれどなぁ。いちいち腹が立つのですわ。内君の演技も軽くって、設定の上にあることだけを演ってるようにしか見えず。よっちゃんのパーソナリティってなんなの?

でも蒼井優はやっぱ魅せてくれたなー! まだキャラクターが掴みきれなかったけれど、今までに観たことのない役柄で、かなり見目麗しうござんした。 "わっち"(私)なんて呼称がまたよく似合うんだわ。でもってお着物が超カワイイのね。スタイリストはオリーブ少女にはおなじみの大森仔佑子さん。優ちゃんも大好きスタイリストさんらしく、女子ならばチェックがマスト。衣装だけを目当てに観てもいいくらいだわ。

さてさて、この先どうなっていくかはわかんないけど、食というテーマはいいと思うんだよね。原作がどういうものか知らないけれど、切り方しだいではかなり意義のあるドラマに仕上がると思うんですが。初回の視聴率は10%ちょいってことで決して良くはないけれど、本質のあるいい作品にしてほしいと思います。
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by april_foop | 2008-04-23 00:00 | 映像
感想/譜めくりの女
d0055469_14564065.jpgニヤリとしちゃうぜ。『譜めくりの女』4月19日公開。緊張しながらもピアノの試験に臨んだ少女メラニー。本番中、審査員の不躾な態度に動揺したメラニーは、途中で演奏を中断してしまう。時は流れ、成長したメラニーはある弁護士事務所の実習生となり、先生のご子息の子守りをすることに。弁護士の妻は、かつてのピアノ審査員だった。
映画「譜めくりの女」公式サイト

前情報ナシで臨んだのでまさかこんな物語だったとはねー。オープニングで登場するメラニーの少女時代からして、なぜだか緊張感が漂っていて、そのテンションを90分弱保ち続けた映画だったわ。観終わって思うに、この少女時代の描写は秀逸だったよ。どこか危うい少女。少女の家業。演奏家の本番前の性質。そして糸が切れたときのメラニーの行動。なかなか計算されつつ、それをそうとは悟らせなくて唸らされるぜ。

中盤以降もはっきりとはしないメラニーの思考と行動。最小限のセリフと、バックに流れるピアノのメロディで、表現されたもの以上の感情を訴えかけてくる。うわー、これヤベーなーという、軽めながらも目が離せない拘束力。子供への仕打ちとか、チェロ奏者への攻撃とか、小さいことからコツコツと恐怖を植え付けるんだよね。まあ緻密な行動ではないから、ツッコミどころはあるっちゃあるけど、そこがまたメラニーの生身っぽさを感じさせるよね。この譜めくり女の負のオーラをご堪能あれ。

あ、なぜか謎のアニメ雑誌らしきものがチラリ。監督、日本フリーク?
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by april_foop | 2008-04-22 00:00 | 映像
感想/ラフマニノフ ある愛の調べ
d0055469_9274621.jpgサラっとしてたなぁ。『ラフマニノフ ある愛の調べ』4月19日公開。NYでの初コンサートが大盛況に終わったピアノ演奏家ラフマニノフ。しかし成功の影で彼は、新しい曲が作れない苦悩を抱えていた。そこに届いたのは差出人不明のライラックの花束。思い出の花に蘇る故郷と過去の記憶。20世紀を代表する音楽家ラフマニノフの生涯と、彼を支えた愛の物語。
映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』公式ホームページ

時制シャフリング方式なので最初は戸惑いつつ、話はクルクルと展開していくんだけど、けっこうひとつひとつがあっさりしてたなー。さすがに説明不足ともいえる気がするんよ。あんま多くを語りすぎずに情感をあおろうとしたのかもしれないけど、逆に深入りできなかったっすわ。

アンナとの恋はまだしも、マリアンナへの気持ちってのはどうも深みに欠けたような気がして、もちろん人生の転機のひとつではあったんだろうけど、ラフマニノフ自身の感情の昂りがあんま伝わらんかったわ。結局ラフマニノフがどんな人物だったのかも、もうひとつ掴み切れないまま(そしてあんまし好きになれなかった)。まあ混迷の時代ゆえの波乱含み人生や、美談といえる落としどころには収まってたんで後味は悪くないですがね。

世界一の難曲を生み出し、弾きこなしたという天才音楽家。もうちょっとその人物像を詳細に知りたかったッス。
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by april_foop | 2008-04-21 00:00 | 映像