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感想/インサイド・マン(試写)
d0055469_2322991.jpgスパイク・リー×デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター! オスカー常連な連中の最新作『インサイド・マン』を鑑賞したので感想をば。
『インサイド・マン』
めちゃめちゃおもしれーぞコレ!

銀行強盗4人組が人質を取って立てこもりさまざまな要求を出す。これに対するのがNY市警フレイジャー。犯人主導で行われる交渉に翻弄される中、謎の女弁護士が出現し、さらに事件は難航。完全犯罪の行方を追うミステリと、社会問題を交えた事件の真相にジョークを織り交ぜつつ、まったく飽きさせないプロット。これらが融合し、観客を魅了。犯人の目的は? そして完全犯罪の結末は!?

ジョディ・フォスターの役割が若干弱い気がするものの、デンゼル・ワシントンは流石のひと事。犯人vs警察の攻防には意外性もありつつ、独白と回想を交えながら事件を追う展開が最後までスリリングで引き込まれる。で、さりげなく「人として守るべきモノ」を問いかけるってのもイイじゃん。しかもクールなユーモアで笑わせてもくれる(マジおもろい!)んだから文句のつけようもないってば。素晴らしきエンターテインメント快作! 後世に残るようなタイプではなさそうだけど、今年の作品の中では上位に入れていいと思う。

唯一気になったのは、人質に顔を憶えさせないために全員犯人と同じ格好にするってのは、伊坂幸太郎『チルドレン』にも出てきた手法。これってミステリ界ではよくある手口なわけ?

なんにせよスパイク・リー、やっぱただのニッキチ(NBAのNYニックス狂を指す。類義語:トラキチ=阪神ファン)じゃねーんだなー。アッパレ、アッパレ!

<6月23日追記>
いやーいろんな感想観てると3人に2人はイマイチ評で、ウソでしょ!?って感じw この映画、完全犯罪の完成度なんてまったく度外視してました。だって最初から犯人わかってるし、その手口も前述の通り日本の小説にあるくらいだし。シャレた雰囲気と、すべてを説明しちゃわないところが好きなの! 以上、言い訳終わり!!
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by april_foop | 2006-05-31 00:00
『きょうの猫村さん』に見るゆるキャラの隆盛
d0055469_0403297.gifd0055469_040441.gif『きょうの猫村さん』の2巻、明日発売のはずだと思うけど、どの本屋も今日からガンガン積んでたね。手拭い付きの限定湯けむりセットは見当たらなかったけど。遅ればせながら本日のランチタイムに1巻を読了。ネットの連載は無料登録で見れるのね(オレ、未登録)。
きょうの猫村さん

1話完結方式かと思ってたけど、延々エンドレスに話が続いてくのか。ネットで1コマずつ連載してるってゆーから、なるほろ納得。おかげで2巻が読みたくて仕方ないっつの。内容は、うわさどおりのユルさ。生態は猫そのものでありながら、行動は人間。で、家政婦として違和感無く溶け込んでるのは確かに愛らしい。思った事全部ダダ漏れなところも愛くるしい。世に受け入れられてるのもよくわかる。
わかるんだけど、伊賀大介の推薦コメントをポップで使う意味はわからんぞ。狙うターゲット違くね?

しかしホントこの手のゆるキャラ続出ね。時代だなー。リリー・フランキーやみうらじゅんが好まれるのもこの流れと無縁じゃなさそ。愛・地球博とかもね。とにかく最近生まれるキャラは総じてユルい。このトレンド、もうしばらく継続しそうだけど、個人的には飽きたぞ。もっと打算キャラとか、俄然ITキャラとか、超下世話キャラとか、若干ダーティー寄りのやつをそろそろ見たいかも。

近日中に『きょうの猫村さん2』を読んで、追記したいと思います。

<6月4日追記>
2巻を拝借して読了。湯けむりバージョンはカバーが違うということに気付く。内容は相変わらずであんま触れることなはいか。時々笑えるけど3巻はもう読まなくてもいいかもにゃー。
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by april_foop | 2006-05-30 00:00 | 戯画
ウタダとジャパンが6月をブルーに染める
d0055469_23404214.jpg宇多田ヒカルのニューアルバム『ULTRA BLUE』が到着! 6月14日リリース。『COLORS』以降のシングル5曲を含む全13曲。
Hikki's WEBSITE

ヒッキーのオリジナルアルバムをちゃんと聴くのって初めてだけど、非常にいい感じ。アルバム通して広がりがあって、なんか大人になったなーって印象。ってまだ23歳か…。ヒッキーの曲ってノれる割にけっこう飽きやすいって思ってたけど、このアルバムは今んとこそんなことなし。ヘビーローテ。

ここんとこシングルが苦戦してたらしく(ヒッキーに限ったことじゃないと思うし、『Keep Tryin'』は200万DL突破してるらしーが?)、このアルバムはけっこう正念場って聞いたけど、やっぱそこいらの女性ヴォーカルとは一線を画してるように思う。このレベルを保ち続ければ、一時の勢いはなくても長く愛されるんじゃないのかしら。目指すはサザン、ドリカム、ミスチルのポジションだね。露出が減ってるのは体調不良のせいか、戦略か知らないけど、飽きられなくていいのかも。

ただし! 相変わらず歌詞は好かん。唐突にやたらと野暮つーか、曲のテンションとマッチしないフレーズが飛び出すのはなんとかならんのでしょーか。ヒッキーってけっこう読書家でしたよね? これが帰国子女センス? だったら英語でお茶を濁しといてくれー。ま、それを差し引いてもこのアルバムは気に入りました。夏にはツアー回る予定らしい。この調子でそれいけヒッキー!

アルバムタイトル、W杯意識?
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by april_foop | 2006-05-29 00:00 | 音色
感想/花よりもなほ(試写)
d0055469_1203072.gif『誰も知らない』の是枝監督が時代劇を撮りました! しかも主演は岡田君&宮沢りえってことで話題の1本。6月3日公開の『花よりもなほ』。
『花よりもなほ』オフィシャルサイト

青木宗左衛門(岡田准一)は、父の敵を討つために江戸の長屋に身を潜める。が、この男、武士でありながらビビリのヘッポコ&ヘッピリ。要するに心根の優しいオトコ。やがて敵を見つけるものの、家族と幸福そうに暮らす姿を前に、その心に迷いが生じ始める。おさえ(宮沢りえ)をはじめとした、長屋のみんなを巻き込んでのすったもんだの末に、さあこの仇討ちの行方は!?

時代劇つーより、長屋ファミリーのホームコメディ。キム兄、千原兄、竜ちゃんら芸人チームがギャグ部門を担当。古田新太、香川照之はさすがの芝居で、作品をコントにせずに笑いを誘う。ここに國村隼や平泉成らベテランと、浅野忠信、加瀬亮あたりが加わった日には、薄汚〜い本格長屋セット(超リアルと好評)も絢爛豪華って言うしかないっス。

仇討ちは確かにストーリーの中心にあるんだけど、あくまで長屋暮らしの日常を切り取ることに主眼が置かれる。全編通して軽〜い笑いのエッセンスを散りばめ、貧しいbut心豊か的な家族愛、隣人愛、つまりは優しさ&思いやりをほっこりと描き出す。そこにあるテーマは『ALWAYS 三丁目の夕日』に通じるね。設定こそ江戸時代ではあるけど、監督の主張はもろ現代日本的。美しすぎてまったく江戸時代に見えない岡田君はなにげにハマり役でした。

別に傑作じゃないけど、そこがまたホっとできる、明るく気持ちのいい映画ですな。ギャグがやや滑り気味なのは大目にみましょ。
『間宮兄弟』以上、『三丁目の夕日』未満てところが妥当な線ね。
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by april_foop | 2006-05-28 00:00 | 映像
舞い上がるサッカーボール
d0055469_21241443.gifすげー達人を発見! 某フットサル大会に出場したところゲストで来てたのが「球舞」なるチーム。サッカーボールを使ったリフティングパフォーマーで、信じられないテクニックを披露する集団らしい。サッカーファンの間じゃけっこう有名?
球舞|フリースタイルフットボール

言葉じゃ上手く説明できないけど(ウェブのムービーでも見とくれ)、とにかく独創性にあふれるリフティングを披露。全身あますところなく使ったアクロバティックなアクトは神業的! 空中シザース(?)、バスケのドリブルのような技、椅子に座りながら、寝ながら、足裏などなどトリッキーなリフティングが目白押し。ジャポンにもこんなチームがあるんだなー。

各地でいろんなイベントに呼ばれてるみたい。6月9日にDVDをリリースするらしーので、気になる人はチェックよろしく。

最後に今日の戦績。12チームを3つのリーグに振り分け予選リーグ。組み合わせにも恵まれ2勝1敗で決勝トーナメント進出を果たすも1回戦で敗退。計4ゲームで7得点8失点。個々のレベルアップと、ビギナーズチームとしての向上を感じる。グッド。個人的にも3得点で大満足。いい風吹いてます。ゴチ。チームのみんなオツカレ!
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by april_foop | 2006-05-27 00:00 | 体育
感想/DAISY デイジー(試写)
d0055469_23582534.gif今までの韓流より随分スタイリッシュな作品と言ってよさそう、5月27日公開『デイジー』。"わたけし"のチョン・ウソンと、『猟奇的な彼女』&"ボクカノ"のチョン・ジヒョンというコンビに、アンドリュー・ラウ監督で全編アムステルダムロケ。なんだかえらいゴージャスゥ。
『DAISY・デイジー』

ヘヨン(ジヒョン嬢)は画学生。ある出来事を境に、デイジーの花を寄越してくるまだ見ぬ誰かを想うようになる。そして街で似顔絵を描く際に出会ったジョンウ(インターポールなのよ)こそが待ち続けた人だと信じ込み、程なく2人は惹かれ合う。そんな2人を暗殺者パクウィ(ウソン様)が見ていた。3人の想いが交錯し、待ち受ける悲劇。運命がもつれ絡まるラブサスペンス完成!ってか。

オランダの街並がキレイで、絵作りもわりかしカッコイイ。笑いはなく、曇り空のようなダウナー加減。おかげで韓流メロドラマの野暮ったさは薄まりながら、ガンアクションあり、涙ありのエンターテインメント。なんだけど、結局行き着くところはベタ甘ラブ。しかも大前提になってるヘヨンが幻想に恋してる設定はけっこう無茶苦茶。そんな見ず知らずに恋すんのか!?

運命にケチつけんなって話かもしんないけど、さすがに受け入れ難い。勘違いも甚だしいぞ。またもウソン様は超カッコイイし、ジヒョン嬢は激、愛らしいけど、それだけそれだけ。根本はどこまでいっても韓流で、容れ物を目新しい設定にして目先を変えたらリアリティなくなっちゃった!みたいな。共感しづらいぞ。

涙腺ゆるめの人は泣けるんだろーけど、オレは無理。アムスの美しさにだって騙されないぞ!
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by april_foop | 2006-05-26 00:00 | 映像
上野樹里に見るステイハングリー
d0055469_8553615.gif古いアー写でごめ。少し前にごひいきの上野樹里取材させてもろたんで、つらつらと。
上野樹里

快活なコやな! てのが第一印象。スラリ長身。ハキハキと喋り、礼儀正しい。質問に対しても正直に応えてくれる。マイナスなことだって、あっけらかんとポンポン喋っちゃうナチュラル&ポジティブ。自分を飾らないつーか、裏表がないつーか、嘘つけないタイプ。この勢いはまさしく関西人(兵庫出身)。ええコやで!

で、何より好感もったのは、そのスタンス。「アクション、ダンス、歌、舞台、殺陣、ヒール、とにかく今は何でもやりたいねん!」っていう態度、いーじゃない。「自分自身の体で経験したことには嘘がないから」って言葉はヒットね。その通り、頭じゃなくて体! 動き出すんだ皆の者!!

ジャズバレエやヒップホップ系ダンスも趣味で習ってるとか。自分の好きなことを話す姿は、すっごい楽しそうで、それもまたLIVEな感じしてエエのよ。事務所さんはやっぱりポスト深津絵里にしたいらしいってウワサですが(同じ事務所だしね)、深っちゃんとはまた違った素敵な魅力の持ち主やったわ。

てわけで、今日は上野樹里20歳のお誕生日。ささやかながらおめでとーございます! ますますの飛躍が楽しみで仕方ない!!
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by april_foop | 2006-05-25 00:00 | 生業
感想/嫌われ松子の一生(試写)
d0055469_2355211.gif『下妻物語』でその名を知らしめた中島哲也監督の新作『嫌われ松子の一生』。5月27日いよいよ公開! これ必見!!
嫌われ松子の一生

最高に不運で不憫で不器用な女、川尻松子の一生を紐解くお話。親の愛を得るために心を砕くも受け入れられない。教師になって生徒をかばえばド裏目。男に惚れれば騙され裏切られ捨てられる。延々これの繰り返し。という超のつく転落人生。その歴史は悲惨の一言。実際に原作も相当滅入る系らしい(未読)。

しかし、これをブラックユーモアに変え、ミュージカル要素を持ち込み、さらにはそこに普遍的な人間愛を見出した中島監督。テンションの抑揚、暗と艶の入り交じるトーン、レトロ感ある音楽。どれもセンスいいわー。第三者視点で松子を俯瞰したのもナイス。主演の中谷美紀はその起用に応える見事な芝居。見直した。ものすごーく見直した。現場は半端なく容赦なく厳しかったらしい。ダメ出され罵倒され人でなし級の言われようで、メチャメチャ苦しかったそうな。しかし、その苦労は完璧に報われてます。

実は笑えるシーンは少しだけで、かなりウェット&ダウナー。非コメディ。でも後味悪くない。何だろう、すごく打たれる。やけに惹かれる。娯楽性が強いわけでもないし、泣ける話でもないし、示唆に富んでるでもない。のに、なんだこの本能的な余韻は! 松子が持ち続けたもの。愛されたい、必要とされたい、って想い。何度痛い目を見てもやっぱり拠り所となる誰かを求めずにはいられないその姿は、ごく自然に共感できるし、悲惨でしかない人生すらも純粋で美しいものに見せてしまった中島哲也監督の辣腕に脱帽。マジでイカス。ザ・カタルシス。

次から次へと登場する豪華なチョイ役たちも話題作りに一役買ってるけど、それはほんのオマケ。どんくらい大衆ウケするかわからんけど、面白かった。面白いじゃ語弊あるかな? とにかくスゴイ作品。一人では生きられない人に猛プッシュしたい1本なりよ!
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by april_foop | 2006-05-24 00:00 | 映像
美食百花 dish05
摂取カロリー減らすより、消費カロリー増やす事を考えようと思う今日この頃、 『美食百花』5号目です。

d0055469_1319026.gif<<浜松町/焼き肉
焼肉 くにもと

わざわざ浜松町に行く価値のある有名焼肉店がココ。淡路牛たちの憎らしいまでに肉々しい味ときたら、ほっぺ完落ちモノ。要するに美味いの。美味しいの。それ以上でも以下でもない。こだわりのお店だけに、純粋に焼き肉を楽しみたい人のみが招かれる場所。待ち合わせ後から合流もよしとはされない。そのへん、公式サイトのトップ左下に「初めてのお客様へ」という但し書きがあるのでご参照あれ。でも別に頑固オヤジの堅苦しい店とかじゃないから誤解はナシで。

d0055469_13195156.gif>>渋谷/居酒屋
和の間スタイル 橘花 KIKKA

ロケーションは渋谷パルコパート2の横のビル2階。店内は隠れ家風の佇まいで、まあ今時の小じゃれ居酒屋系。店名どおり、和を基調にしたインテリアで、畳だったりお池があったり。フードはよくある創作料理って感じで、可も不可も無しよ、と。月曜日だったから空いてて、池の上の席に案内されてラッキーだったかも。特別なものはないけど、落ち着いてるので普段使いにどうぞってか。

d0055469_13202748.gif<<恵比寿/小龍包カフェ
京鼎樓(ジンディンロウ)

台湾小龍包の名店「京鼎樓」の日本第一号店で、2005年3月オープンだそーな。ランチに行ったところ、小龍包4個&チャーハンのセットが1000円で、これはコストパフォーマンス高いと思われます。美味しかったし。恵比寿駅東口からYGP方面へ徒歩1〜2分。席の間隔のが近いのが若干気になったけど、今度はぜひ夜に行きたい行きたい。

次号は6月5日予定!
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by april_foop | 2006-05-23 00:00 | 美食
はやぶさの魂は時空を超える/サノヒロアキ『10年旅行』
d0055469_1375277.jpgはやぶさジョーンズというバンドのボーカル、サノヒロアキ。彼のミュージシャンとしての軌跡をたどる自伝的ソロアルバム『10年旅行』が今日5月22日リリース。実はこのサノ氏は、オレの敬愛する2人の先輩を不思議な偶然で繋ぐキーパーソン。導かれるようにレコ発記念ライブ@渋谷7th Floorへ。この日はサノ氏のバースデーでもあるスペシャルな一日。
サノヒロアキ『10年旅行』

いやーライブはやっぱいい。音楽にまるで精通しないオレが言っても説得力無いけど、ココロ揺らされます。程よくメロー、ちょっぴりセンチメンタルなメロディにはサノさんの感情、思想、でもって歴史が横たわる。ゲスト(すなわちミュージシャン仲間)たちとのセッションからは人柄が滲み出る。表現者ってのはどーしてこうもカッコイイかね。正直スゲーうらやましい。オレもギター片手に持ち歌の1つも唄いたくなる。もちろんそんなのないけど。これから作っちゃうけどw

と聴衆に思わせるんだから、生音・肉声のチカラってのはスゴイ。きっと他の人だってそれぞれに何かを感じ、影響を受けてるはず。インスパイア。もちろんCD購入。サイン入り。とりあえず純粋に楽しい夜でった。さあ、オレは何で何を表現しよーか?

(「美食百花 dish05」は明日発行しまっす。万が一ご迷惑おかけしてたらゴメン)
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by april_foop | 2006-05-22 00:00 | 音色