感想/ドラマW『パンドラ』
d0055469_13152849.jpgこれは面白い! 連続ドラマW『パンドラ』第1話鑑賞。大学病院で孤独に癌の特効薬を研究していた鈴木は、ついにすべてのがん細胞に効く新薬を開発。実用化に向けて、治験を訴えるが教授に相手にされない。そこにウリをやる女子高生が現れた。「私、末期がんで死ぬのよ」。鈴木の頭にはある考えが浮かび…。
連続ドラマW「パンドラ」|WOWOW ONLINE

定評のあったドラマWが連ドラ化。期待を持って鑑賞したら、これがなかなか面白い! 病院内の権力争い。厚生労働省の役所仕事。新薬を狙う者。そしてそこに絡んでくるであろう刑事と新聞記者。前フリなんだけど、あらゆる布石が続々と登場し、しかもそこに無理がない。さらには、もしそんな薬ができたとき、社会はどうなってしまうのか。それは「パンドラの箱」に等しい厄災となりうるのではないか、なんていう社会的なメッセージまで投げかけられる模様。脚本の井上由美子さん、これはかなり力の入った力作の予感!

キャストも渋い。三上博史は相変わらず上手い。地味ながらただただ研究に没頭してきた男をある種の狂気にも見せる。小西真奈美は、悪女。國村隼さんとか、小野武彦さんとかも、イメージ通りに腹黒そうな顔を見せてくれますしね。谷村美月ちゃんは、お顔立ちに徐々に年齢が追いついてきたような気がします。

てことで、濃密な60分1本勝負。かなりテーマはでかいだけに、どんなふうに収束していくのか、4月クールの民放地上波より楽しみな作品です。初回無料放送で再放送もあるようなので、興味ある方はぜひ。
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by april_foop | 2008-04-07 00:00 | 映像
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