Baseball Times創刊
d0055469_13505520.jpg松井結婚! 桑田引退!! いよいよ球春到来な今日この頃、なにやら気になる雑誌が創刊。その名も『Basebal Times』(スクワッド)。
国内初!試合観戦に対応した野球雑誌登場。「ベースボール・タイムズ」3月26日創刊!

ビジュアルは洗練スタイリッシュ系で、ターゲットは30代以下ってところか。中を開けばヘッドラインを飾るのは、開幕したてのパリーグからSB大場と西武・GG佐藤。週刊誌だしこのスピード感は大事よね。本編は、かなりのデータ志向。MLBとかでよく目にする、貢献度とか、日本じゃあんまお目にかかんない詳細なデータでロジックを展開している感じ。確かに今までの野球雑誌にはなかったアングルね。

だけどなー、ネームが弱いのです。データ偏重なのは全然オーケーなんだけど、そっからの展開がイマイチ物足りない。データ自体の目新しさはあるものの、そこから導かれる結論があまりに鮮度がないのよ。だって、先手を取ったチームが圧倒的有利、とか開幕ダッシュに成功したチームが7割以上の確率で優勝、とか、そんなこと今更もったいつけて語られてもね。なんの発見もないですわ。あとは細か過ぎるデータも、過去を検証しているだけで結果論止まり。

そしてそれ以上に気になるのが文章力。読ませるチカラに欠けんのよね。好みの違いを差し引いたとしても、同じフレーズの繰り返しや、論文調に見せてはいるものの中身がちっとも伴ってなかったりするのは問題でしょ。文字数稼ぎでは?と勘ぐりたくなるようなスカスカの言い回しも目についたな。つまりそれってデータの説明しかできていなくて、そこからの仮説・推論を構築できていないということなのでは?

表紙のダルビッシュはもちろん異論なしなんだけど、いかんせん書店・コンビニで目立たないデザイン。そして最大のネックはフリペ程度の紙質とボリュームで320円。これは絶対に高すぎるよ。毎週買ったら1300円もかかるよ。そして最大の疑問は、どうやって"試合観戦に対応した"雑誌にしていくのか。セリーグも開幕する次号に期待です。否定的意見が多いのは野球狂だから。シーズン終了前に休刊なんてことにならないよう願ってまっせ!
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by april_foop | 2008-03-27 00:00 | 体育
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