感想/丘を越えて
d0055469_153448.jpgいい雰囲気なだけに惜しい! 『丘を越えて』5月17日公開。どんどんと西洋文化が流入する昭和初期、細川洋子は文芸春秋社・社長の菊池寛の秘書となる。彼の人柄を慕いつつも、朝鮮人編集者・馬にも惹かれる中、洋子たち3人はそれぞれに"丘を越え"ていこうとする。
〜 丘を越えて 〜

モダンボーイ、モダンガールな時代で、まずは池脇千鶴の「モガ」なファッションがカワイイわ。昭和なヘアスタイルもお似合いだし、おいおいやけに服買い過ぎだろ!って気はするものの(菊池寛に買ってもらったのかな?)、目を楽しませてくれます。西田敏行、西島秀俊もそれぞれにシャレた装いですなー。新鮮、新鮮。

肝心のお話は、ちょっと核になる部分が見えてこなかったんだよね。菊池寛の生き方なのか、細川洋子の恋なのか、馬海松の運命なのか。それとも単にこの時代を映したかったのか。どれももっとガッツリやったら面白そうな素材なのに、どれをとっても中途半端。奥ゆかしいと言えばそうかもしれないけど、さすがに消化不良というほうが近い気が。雰囲気はとっても好みだっただけに、惜しいなあ!

でも、ジャーナリストとしての菊池寛の顔は、同業者として興味深い部分ではありました。やっぱここをもう少し深く見たかったね。
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by april_foop | 2008-05-19 00:00 | 映像
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