感想/ラフマニノフ ある愛の調べ
d0055469_9274621.jpgサラっとしてたなぁ。『ラフマニノフ ある愛の調べ』4月19日公開。NYでの初コンサートが大盛況に終わったピアノ演奏家ラフマニノフ。しかし成功の影で彼は、新しい曲が作れない苦悩を抱えていた。そこに届いたのは差出人不明のライラックの花束。思い出の花に蘇る故郷と過去の記憶。20世紀を代表する音楽家ラフマニノフの生涯と、彼を支えた愛の物語。
映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』公式ホームページ

時制シャフリング方式なので最初は戸惑いつつ、話はクルクルと展開していくんだけど、けっこうひとつひとつがあっさりしてたなー。さすがに説明不足ともいえる気がするんよ。あんま多くを語りすぎずに情感をあおろうとしたのかもしれないけど、逆に深入りできなかったっすわ。

アンナとの恋はまだしも、マリアンナへの気持ちってのはどうも深みに欠けたような気がして、もちろん人生の転機のひとつではあったんだろうけど、ラフマニノフ自身の感情の昂りがあんま伝わらんかったわ。結局ラフマニノフがどんな人物だったのかも、もうひとつ掴み切れないまま(そしてあんまし好きになれなかった)。まあ混迷の時代ゆえの波乱含み人生や、美談といえる落としどころには収まってたんで後味は悪くないですがね。

世界一の難曲を生み出し、弾きこなしたという天才音楽家。もうちょっとその人物像を詳細に知りたかったッス。
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by april_foop | 2008-04-21 00:00 | 映像
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