感想/魔法にかけられて(試写)
d0055469_3145361.jpgおふざけが過ぎますわよ! 『魔法にかけられて』3月14日公開。そこはアンダレーシアなるおとぎの国。プリンセス・ジゼルは、白馬に乗ったエドワード王子と出会い結婚の約束をするが、魔女ナリッサにより異界へと飛ばされる。たどりついたのは現実世界のNY! バツイチ弁護士ロバートに拾われるも、魔法の国の常識がことごとく通じない! ジゼルを追いかけてきたエドワード、さらにナリッサの追っ手も迫り、どうなるジゼル? どうするロバート!?
魔法にかけられて

アニメで始まってそのキャラたちを実写化しちゃうという楽しい試みだけど、なんか策に溺れた感が…。やりたいことはわかるけど、どうもドタバタドタバタ。現実世界ではアリエナイ、夢物語のミョーな風習による滑稽さで落とすってのが、なんだかチャチなコントみたいに見えて。ロバートにおとぎ話の純粋性を見せつけることで、現実世界のリアリズムをちょっとひと休みさせたり、逆にジゼルの姿を通して、現実逃避して寝言ばかり言ってちゃダメよ、なんてメタファーを仕込んだり、なテーマ性は悪くなかったのに。

あと自前ディズニーネタを使ったセルフパロディももう一歩? 『シュレック』くらいシニカルに毒づいてくれれば笑えるのにね。でも、ことアニメーションとなれば鉄板で、特にオープニングとエンディングのポップアップブックはさすが夢がある! 実写キャストも歌って踊って浮きまくっててイメージには合ってた。けどクライマックスのトンデモバトルはさすがにやり過ぎでしょー。

子供にウケるのか大人にウケるのか、ちょっと読めないなー。アイデアはおもしろかっただけに、もうちょっとブラッシュアップしたらもっと良かっただろーに。
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by april_foop | 2008-02-04 00:00 | 映像
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