感想/L change the WorLd(試写)
d0055469_116459.jpg観たかったLとは違うかなー。『L chenge the WorLd』2月9日公開。キラを止めるため、自らの名前をデスノートに記したL。残された時間は23日間。ワタリ亡きあとも未解決事件を1人解き明かすところに、ある1人のBOYがワタリのもとに送られてきた。彼の生まれた村が謎の凶悪ウィルスによって壊滅したらしい。時を同じくして、そのウィルスのワクチンを研究していた男が殺され、その娘もまたワタリを訪ねてくる。残された日数はあとわずか。Lの最期の戦いがはじまる。
『L chenge the WorLd』公式サイト

はい、『デスノート』のスピオンオフですね。まず、『デスノート』を期待していたのがそもそもの間違い。あの心理戦は展開されるはずもなく、世界観はまったく別物。当たり前だけどデスノートとはまったく関係のない、地球規模のバイオテロという若干ロジカルとは離れたようなストーリーの中で、Lがどう行動し、そしてワタリを亡くしたLがどう事件を解決していくのか。そこで見えてくるLは良くも悪くも『デスノート』のそれとは違う。子供に戸惑うわ、ママチャリに乗るわ、"L走り"まで見せてくれるわ。

そういう面は、決して意外すぎはしない、とは思うんですよ。ひょっとこお面じゃん、なんたって。冷静沈着×頭脳明晰なだけが魅力じゃなかったもんね。あの座り方、激烈甘党、そんなトリッキーさがよかったわけですから(あのケータイつまみあげ通話が見られなかったの超〜残念!!)。

けどなー……それを踏まえても、今回のLはカリスマ性なさすぎ! 慣れない子供相手でも、苦手分野であっても、そこはひょうひょうと何食わぬか顔でやりきってこそLでしょーと、Lファンのオレは思ってしまうんですが。なんか最期までココって見せ場もなく中途半端なL像で終わってしまったような気がしました。松山クンはそんなLをよく咀嚼してたようには思うけどね(しかし髪が前作ほど伸びてないのは物足りないぞ)。

そして周辺キャストがなんとも苦々しく、そこもLの世界と食い合わせ悪過ぎ。盛り上がる山も大してなく、どうせデスノ&Lファンのための映画なんだから、もっともっとL押しでいってよかったんでは? 23日間のカウントダウン感もまったくなかったしね。残念。

d0055469_0471886.jpgd0055469_0472972.jpgd0055469_0474722.jpgd0055469_0475712.jpgなんて偉そうにいいつつ、『デスノート』観たのはついこの間DVDにて。話のおもしろさはもちろん、L・松山ケンイチに心底惚れたわ。大ブレイクもスピンオフも大納得。しかし周辺キャストの弱さはこっちも一緒で、作りは微妙か。んー。

映画版を観てから原作コミックを読了。噂通りの激おもしろ。しかしLの死後は、月が後手踏んでばかりなのが淋しかったね。苦し紛れも多かったし。終わらせるためとはいえ。それにしても月だけがノート&ルールを知っていたという絶対的優位と主導権を奪ったLはスゴイぜ。『スラムダンク』の10倍は読む時間かかったぜ。
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by april_foop | 2007-12-28 00:00 | 映像
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