感想/スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(試写)
d0055469_1271462.jpgジョニデ、唄うのか! 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』1月19日公開。美しい妻と娘と暮らしていたベンジャミンは、その妻を見初めた悪徳判事の謀略により無実の罪で投獄される。15年後、脱獄した彼はスウィーニー・トッドと名乗り、かつてと同じ場所で再び理髪店を開いた。復讐に魂を売ったスウィーニーは、階下のパイ屋の女主人とともに、訪れる客の喉元を商売道具の銀のカミソリで切り裂く!
2008年1月公開『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』公式サイト

ミュージカル原作とは知らなんだ! 復讐劇を妖しくも悲しく彩る歌声たち。吹き替えなし&本業歌手は1人だけだとか。いやいや、面白かったね。お話自体は単純な復讐譚ながら、やっぱり見せ方がうまいんだろーなー。オープニングで十分好奇心を膨らませて、本編入ってからも途切れることないグッドリズム。ミュージカルシーンに不自然さはなければ、スウィーニーの心情そのままの真っ暗な画面の中、飛び散る真っ赤な血。復讐に取り憑かれた男の悲しい末路。気持ちのいい話ではないけど、物語として心を捉えるものがあるわ。

ジョニー・デップはさすがの成り切りっぷりで、お歌も上々。セリフが少ない分をならではの表現力+お歌で見事に演じたねー。渋い声を披露してくれてます。個人的にはヘレナ・ボナム=カーターのイカレ気味ミセスっぷりがさらによかったわ。最初の"ロンドン一まずいパイ屋"ソングがまたナイスで、メイクもいい感じ。夢を語るカラーシーンも楽しかったぜ。

ディテールまで手抜きなしの、ホラーミュージカルかつブラックコメディ。ミュージカルでありながらも、モノホンミュージカルの味わいとは別物だから、誰でも楽しめそう。オレは気にならなかったけど、周囲の女性は「血みどろだった〜」とのたまわれてたので、スプラッタ系苦手めな人は用ご心あれ!
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by april_foop | 2007-12-18 00:00 | 映像
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