感想/子猫の涙(試写)
d0055469_0263524.jpg悪い話じゃないんだけどなー。『子猫の涙』1月26日公開。私の父親はメキシコオリンピックの銅メダリスト・森岡栄治。プロ引退後はロクに働きもせず夜のクラブ活動を楽しむ毎日。母は愛想を尽かし家を出て行き、残された私は父のダメっぷりにため息の日々。え、何よこのドラ猫みたいな女は? ……一緒に暮らす!? そんなの絶対にイヤ!!!
映画『子猫の涙』オフィシャルサイト

こういってしまうとなんだけど、何を一番伝えたかったのかよくわかんなかったよ。森岡栄治の生き様はわかった。けれど、その中の何を見せたかったのか。ボクシングへの想い? 家族への愛情? 栄光と挫折の人生? なんか、年表的に事件だけを羅列された印象で、盛り上がるポイントはあれども抑揚がなく、箇条書きちっく。娘視点のナレーションがさらにドライさを生んだ気がするし、ちょっとメリハリに欠けたなー。

役者たちはそれぞれに持ち味を出していて、武田真治は中学生から最後60歳過ぎかな?まで演じてたし(ビジュアルには無理あるけど、違和感はさほどなし)、広末も昭和のお水をよくがんばってたいたとは思う(でも昭和顔じゃないんだよね。どうやっても)。子役ちゃんは愛らしさと上手さが両方あってよかったし。なのにそれを活かしきれんかった見せ方のまずさ。ちょっと報われないなー。

タイトルも特には意味なかったし、もう少し盛り上がるような、なにか違う見せ方があったような気がします。
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by april_foop | 2007-12-15 00:00 | 映像
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