感想/アメリカン・ギャングスター(試写)
d0055469_21164989.jpgd0055469_21165750.jpg成り上がりギャングスタvsはぐれ刑事潔癖派にシビれました。『アメリカン・ギャングスター』2月1日公開。大物ギャングに15年仕えてきた男。ボスの死を機に独立した彼は、独自の麻薬ルートを開拓。ベトナムからの直接買い付けで低価格ドラッグのマーケットを形成し、一躍ギャング界のトップにのしあがる。その当時、汚職にまみれた警察の中で、潔癖を貫く男は、その信念のために左遷。新たな任務は麻薬取り締まりだった。早速、市場を賑わしている新手のギャングの素性を探り始める。
アメリカン・ギャングスター

そう遠くない近過去のアメリカを舞台にした、緊迫の実録クライムサスペンス。男2人の美学と生き様を淡々と、しかし濃密に、そして交互に描くさまに次第にテンションが高まる。少しずつ2人が接近し、交差し、そしてついには対決していく展開になんともいえず興奮する〜! 序盤はじわりじわり、中盤からスピードあげて、クライマックスからは対決まで一気に見せ切って、150分越えをものともしない巧みプロット。対決後の最後の最後まで飽きさせない展開だわ。

ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンがそれぞれのキャラクターに成り切っての豪華競演は会心の出来! 時代を感じさせる古くささと、それゆえの男くささが相まってかっこいいんだわ。しかも実話がベースっていうんだから話の説得力もまた大したもんです。後日談もなんだか男心をくすぐるんだね、これがまた。

サスペンスアクションの範疇は出ないけれど、その中ではしっかり楽しめる作品。オスカー作品賞の呼び声高いのも納得の、アニキの美学出まくりの1本。いやー濃いぃぜ。
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by april_foop | 2007-12-19 00:00 | 映像
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