感想/テラビシアにかける橋(試写)
d0055469_1130356.jpgキラキラ少年時代ってやっぱ大好きだわ! 『テラビシアにかける橋』1月26日公開。学校ではやや劣等生、家族の間でも小さくなるばかりの少年ジェス。隣に越してきたのはアカ抜けた自由少女レスリー。クラスで浮いてしまったもの同志、気の合った2人は自宅の側の森へ入り込む。そこは、不思議な生き物のいる森。2人は秘密の王国を作るのだった。
テラビシアにかける橋

愛すべき少年少女の物語〜! 人間にとって、すっごい大切な要素がふんだんに盛り込まれてて、大人から子供まで必見の1本。大げさなファンタジーじゃなく、ただ逃避しているのでもない現実に根ざした豊かな世界は、子供の冒険心と探究心を育んでくれ、大人が忘れがちな感性を呼び戻してくれるはず。ジェスとレスリーがごく自然にお互いを理解しあい、きっとそれは初恋とされる感情なんだろうけど、もうお胸がキュンキュンするくらいピュア!

特筆すべきはやっぱ、想像力をキーワードとした数々のシークエンスだよねー。目ではなく心が映し出したその世界で、彼らなりに成長していく姿はけなげであり、また逞しくもあるし。家庭やら学校やら、子供をとりまくリアルな世界の中で構築された、しっくりくるテーマ性とストーリー展開は、まさに現代人が見直さなければいけない想像力の欠如をしっかり捉えてんだわ。原作は児童文学の傑作らしいけど、それも納得。

アナソフィアちゃんは、ますますもって美少女で、とんがりんぐなファッションとあわせて男の子をリードする姿がどんぴしゃり。弱気で内気なハッチャーソン君も、その成長っぷりとあわせて共感できたなー。現実を少し変えるのは、勇気と想像力。子供ができたら必ず見せてあげたい、そして自分をはじめ多くの大人に見せたい1本。決して派手ではないけれど素晴らしい良作だ!
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by april_foop | 2007-12-13 00:00 | 映像
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