感想/マリア(試写)
d0055469_11131887.jpgイエス様って安産だったのね。『マリア』12月1日公開。両親の命によりヨセフと婚約したマリア。1年間は交わりを結ばない掟を守りながら、彼女は神のお告げによって純潔のまま子を宿す。ヨセフもまた神からのメッセージによって彼女を守ることを決意し、身重のマリアを連れてベツレヘムへと向かう。その背には、預言者出現を恐れる支配者ヘロデが迫り…。
マリア

なんてったってイエス誕生という強力ウェポン持ってきたわけだから、どんな壮大なストーリーと、神々しい奇跡が起こるのかと思ったら、拍子抜けするほどにあっさりさり。身ごもるときの神のお告げもサクサクなら、それを受け取る側も素直そのもの。もっと度肝抜かれるような事件があってもよかったんじゃない? さらにはベツレヘムへの道中のピンチにも手に汗握るような命からがら感はない。町についてからもさほどの苦難があったようには見えないし、ヘロデの追っ手も的外れ。そしてクライマックスであるイエス生誕の瞬間! …エ、随分安産だったんすね。

ドラマも弱ければ、登場人物たちの背景も特になし。なぜマリア? なぜヨセフ? 説明も神秘性もなく、ただの無作為抽出だったのか…? あえて、変に仰々しくせずシンプルに描いたともいえるかもだけど、ちょっと惹き付けられなかったな。その他、サブキャラたちにもインパクトないし、とにかくなにからなにまで薄味なのよ。ネタがネタだけに、変に触れなかったのかなー。バチカンで試写会をやったとかいう話だし。

そして、これはオレだけかもしんないけど、英語セリフが最後の最後まで違和感。別に悪い映画ってことではない。ただ期待に沿う内容ではなかったってだけ。ガッデム!
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by april_foop | 2007-10-29 00:00 | 映像
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