感想/ベティ・ペイジ(試写)
d0055469_0281970.jpgこれが裏モンローか! 『ベティ・ペイジ』12月15日公開。テネシー生まれのベティ。1948年NYに移り住んではじめたのは、カメラクラブでのボンデージモデルやらヌードやら。やがてアービング・クロウと出会い、数々のフェティッシュ系グラビアを飾り、ついにはPLAYBOYにも掲載! が、お偉方たちによる有害図書禁止のあおりをうけ、表舞台から姿を消してしまう。アメリカの伝説的ピンナップガール、ベティ・ペイジのモデル人生とはいかに!?
The Notorious Bettie Page ベティ・ペイジ

その名前を知らなかったんだけど、モード界やファッションシーンではけっこう著名なんだね。フォロワーもいるくらい。しかもまだご存命。しかしそのキャラクターはかなり特異! 宗教色の強いエリアに生まれて、厳格な母親と、人にはいえない父親との関係、若くして結婚そして離婚、それに生来の天真爛漫さがあわさって、かんなり不思議少女。ちょっとヤバイね。

ナンパにもあやしげな誘いにもほいほいついてくわ、ボンデージも喜んで身につけるわ、あげくオールヌードにもまったく抵抗なっしんぐ。ベビーフェイスと豊満ボディに、天然キャラの不可思議言動。ビジュアルと中身のギャップはかなり特徴的で、周囲が惹かれてったのもまあわかるわ。あまりお近づきにはなりたくないけど、横で観ててすごいおもしろいタイプ。ビジュアルといえば、主演のグレッチェン・モル、激似なりきりだよ!

モノクロ中心の中に、ポイントで印象的なカラー映像が合わさって、ベティの陽気な天然ミステリアスbut日陰、なモデル人生を再現。中盤以降、ただ歴史をなぞっただけで盛り上がりに欠けた気がするけど、こんな人だったんだ〜、という伝記映画の役割は果たしてると思われます。

映画は、ピンナップクイーンとしての時代のみをフィーチャー。聞いたところによると、姿を消した後、殺人未遂や精神分裂を起こしてるという話で、単なる天然ちゃんではすまされない屈折系山あり谷あり人生。それを知りつつ観てみると、序盤にサラっと語られるバックグラウンドの根深さを思わずにいられません。
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by april_foop | 2007-11-08 00:00 | 映像
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