感想/アフター・ウェディング(試写)
d0055469_0492671.jpgついにキタ、オトンの愛! 『アフター・ウェディング』10月27日公開。インドで孤児院をひらくヤコブは、巨額の寄付金の話が舞い込み祖国デンマークへ。謎の寄付主に招かれた結婚式、花嫁の母親はかつて交わりを持った女性であり、花嫁の父親は自分であることが知らされる。そして…。
『アフター・ウェディング』公式サイト

オカンの物語はいたるところで見かけるけど、ちっとも出てこなかったオトンのお話。デンマークからついにきたねー。2人のオトンを中心にした家族愛の物語。泣くあと一歩手前って感じだけど、観客の興味を惹き付けるプロットと、印象的な映像でじわりじわりと感動できる良作!

花嫁アナの義父であったヨルゲンは、家族を守るために体を張る。妻、そして娘への愛情は本当に泣けるし、彼の"昼であり夜であり…"という言葉はすばらしく胸を打つよ。一方、ヤコブもまた、突然登場した娘と、インドに残した息子同然の孤児プラモドとの間で葛藤する姿も、親子愛について考えさせてくれるぜ。一見あっけないように思えるラスト、プラモドの振る舞いはアナとの相似であり対比。親子関係のおもしろい見せ方だわ。

やたらと瞳のアップを抜くんだけど、これがまた心をつかむ。哀しい目、苦しい目、戸惑う目、そして愛する目。目は口ほどにものをいうとは言うけれど、こういう使い方もできるのだなぁと感心、感心。細かめのカット割りとか、映像の質感もよかったね。アナがどことなくオリエンタルなドールフェイスでかわいいのも観どころデス。美少女ラブ。

女性監督スサンネ・ビアは過去2作がハリウッドリメイク中だとか。そのうちの1本『ある愛の風景』(12月1日公開)も絶対観よっと。そのくらいセンス感じました。

てことで、世界中のオトン、もっとがんばれ〜!(この映画もがんばれ~)

<10月27日追記>
『ある愛の風景』も鑑賞。スゴイな、これも。
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by april_foop | 2007-09-21 00:00 | 映像
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