感想/キングダム-見えざる敵-(試写)
d0055469_133257.jpg敵は、己の中の憎しみ。『キングダム-見えざる敵-』10月13日公開。サウジアラビアの外国人居住区で自爆&爆破テロ発生。外交的には静観を決める中、親友を奪われたFBI捜査員が4人のチームを組んで、非公式に5日間の極秘サウジ行きを決行。サウジ側からの拒絶と監視を受けながらも、テロの実行犯を探し始める。
キングダム-見えざる敵-

んもう、ハートに突き刺さるわっ! 試写室すいてたし、さほど話題にもなってないように思うけどこれは観てよかった。損なし。最近多い9.11のその後が舞台になってるけど、それ以上の本質がこの作品にはある。すなわち憎しみからは憎しみしか生まれないっつー負の連鎖。正義も悪も宗教も超越した絶対的真理に打ち震えます。

真ん中にある本質以外にも、サウジというお国柄、アメリカとの微妙な関係、宗教による価値観の違い、とかそういうポイントもツボをおさえているし、のっけから映画としてのつくりも素晴らしいのでオープニングから強力に引き込まれる。銃撃戦は観てるこっちが身の危険を感じるほどの迫力で、娯楽とは違うアクションのパワー感じたわ。巧みカメラワークで臨場感激増。これがテロの脅威ってことか。壮絶。

ジェイミー・フォックスはしびれるほどにカッチョいいFBI捜査官。社会的なメッセージと映画としての意義が高次元で融合してて、ずしりと心に傷跡残す社会派の好編。オレには『ブラッド・ダイヤモンド』より刺さったぜ。

本質から離れるけど、劇中「コービーは嫌なやつだぜ」なんてバスケ会話があって笑えたな。これ誰の意見だ?笑
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by april_foop | 2007-09-13 00:00 | 映像
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