感想/オリヲン座からの招待状(試写)
d0055469_827147.jpgもはや目新しさはない昭和の味。『オリヲン座からの招待状』11月3日公開。別居中の夫婦のもとに、京都の小さな映画館オリヲン座から、最終上映の招待状が届いた。子供の頃、たくさんの思い出をもらったオリヲン座。2人を家族にしたオリヲン座がいちばん元気だったあの頃、劇場を守り続けた男女がいた。
映画「オリヲン座からの招待状」オフィシャルサイト

加瀬君は現代青年も合うし、戦中ボウズもよかったけど、昭和レトロもすっぽりハマるわねぇ。りえ様は相変わらず細すぎるけど、それがまた昭和っぽさともマッチするわねぇ。という感じで、小さい小さい人情&愛情の物語で、数年前から増えてる系譜の作品。特別なものはないけれど、普通にいい話。原作未読ですが、浅田次郎らしい雰囲気は醸してます。

2人の素朴で奥ゆかしい生き方はいかにも古きよき昭和って感じのヴァイブスを放射してる。丁寧さは感じるし話も無理はないんだけど、どうも少し浅い印象が。それは地味だからってんじゃなく、2人の映画への情熱を感じさせるエピソードが意外と少なかったから。そこをもう少し厚くしてくれたらもっと留吉に感情移入できただろうし、トヨとの関係性にもさらに深みのある距離感が出てきたような気がするけど。

それでも最終上映のシークエンスは、やっぱりちょっといいな、って思っちゃったり。それは原田芳雄のチカラだったり。盛り上がりに欠けるので薦めはしないけど、いい話なことは確かなので、なんとなくホロリはできるよ。まっとうな役での田口トモロヲ(もう50歳なのか。年齢不詳だ)の起用はマルです。

d0055469_0225811.jpgd0055469_023747.jpgちょい話変わって、りえ様は『Dear』創刊号と『FRaU』10月号のカバーでだだかぶり登場。ビューティーは圏外なので内容については言及のしようもないけど、『FRaU』の「顔」インタビューは面白かったよ。麻生久美子、永作博美、山田優、というわかってる感じのラインナップもグーね。ギャルズはぜひご一読あれ〜。
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by april_foop | 2007-09-26 00:00 | 映像
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