感想/チャーリーとパパの飛行機(試写)
d0055469_0335684.jpgファンタジーのくせに飛行機のデザインがストイック! 『チャーリーとパパの飛行機』9月公開。クリスマスの夜、パパは飛行機の模型をプレゼントしてくれたが、数日後、事故で帰らぬ人となる。シャルリーはパパからもらった飛行機で遊んでいると、おかしなことに気がつく。「飛行機が…、飛んだ!?」。
チャーリーとパパの飛行機

愛らしいファンタジーで、パパを亡くした少年がその悲劇をゆっくりと受け止め、パパへの最後のお別れをするまでの物語。模型が飛ぶ以外は現実ベースなのに、おいおい、というような都合のいい展開があって途中はなんだかなあな部分も少々。でも最終的にはやっぱり美談だけにホロっとはしちゃうわね、こりゃ。飛行機は意外に意志を持ってたりして、そこだけなにやらSFのにおい…?

でも主役の子が健気でいいよ。パパがどこへ行ってしまったのか、飛行機がなんで飛ぶのか、たぶんよくわかってないだろうけれど、でもパパはもう戻ってこないことを少しずつ感じ取っているらしい姿が切ないのね。お友達の女の子のおませっぷりも愛らしいし、2人が子供らしい純粋さでひたむきに行動するところは頑張れと応援しちゃう。夫を亡くし悲嘆にくれ、我が子と飛行機に戸惑い、でもやっぱり息子を守るために奔走するママの姿も悪くないと思います。すべてに明言を避け、はっきりと説明しないその余韻はフレンチな香り。

話はインパクトに欠けるけど、やけにミニマムなデザインの飛行機もカワイイといえばカワイイです。が、クリスマスプレゼントにそれはないだろうという気もしなくはないかも。
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by april_foop | 2007-08-05 00:00 | 映像
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