感想/ベクシル -2077日本鎖国-(試写)
d0055469_0571612.jpgアニメ以上ゲーム以下。『ベクシル -2077日本鎖国-』8月18日公開。2077年、日本はハイテクによる完全鎖国を確立して10年が経っていた。さらに不穏な動きを見せる日本に対し、アメリカの「SWORD」が日本潜入を図る。10年ぶりに明らかになる日本の姿は…!?
ベクシル -2077日本鎖国-

評判のアニメ映画で、テクニカルな部分がどうすごいのかはわからんけど確かにカッコよろしいです。アングルに迫力あって、キャラの動きもスムーズで、このまま実写にして見せてほしい感じ。でもなー、RPGを嗜んできたアラサー男子的には、この程度のお話じゃ盛り上がれないんですよ。。

いまどきのヒールには、それなりの正義とカリスマ性がないとダメでしょ。クライマックスでかなりしょんぼりしちゃうキャラデザがまずアウト。機械&テクノロジーへの警鐘的テーマもやや古く、人間のマシン化的なそのアプローチも弱い。そして何より主要3人はただの巻き込まれ系で、背景となるドラマが薄いからテーマに対する説得力もいまいち。プロローグがどの国で、誰が何語で喋ってるのかもわからないので導入として機能しきってないのもイマイチポイントかな。

SFによる日本鎖国って設定はおもしろいのに、フタを開けてみればどってことないロボ系スーツと荒涼地帯。せっかくアニメならではのネタを持ってきたんだから、そんじょのSF以上にトバしてほしかったです。そのうえに、感情でもってリアリティをのっけてほしかった。

ちょっと期待しすぎていたのか、期待はずれ。申し訳ないけど「FF7」あたりのほうが100倍おもしろいです。
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by april_foop | 2007-07-18 00:00 | 映像
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