感想/ゾディアック(試写)
d0055469_8552479.jpgはっきりしてよサスペンスその1! 『ゾディアック』6月16日公開。1969年、猟奇殺人犯から暗号化された犯行声明文が送られて来た。自らを「ゾディアック」と名乗り「人を殺すのが楽しい」と語る犯人。この謎に4人の男がのめりこむが、決定打はつかめず、男たちはそれぞれに人生を狂わせてゆく。アメリカ史上、類を見ない実在の犯罪をデビット・フィンチャーが映画化!
ZODIAC - ゾディアック -

ドキュメンタリーまではいかないけれど、時系列に沿ってジワリジワリと進む展開。2時間半の長丁場は多少飽きる部分もあるけど、おおむね引き込まれるスリリングなサスペンス。いくつもの証拠を追いかけながら空振りを繰り返し、浮かんでは消える容疑者たち。なかなか進まない捜査にイラつきながらも次第にこっちものめりこんでいく。音楽もカッコE。

4人の男が軸になり、それぞれの行動と顛末を描写。解けない謎に続々リタイアする中、最後の1人が核心に迫る最終盤はなんと1980年代。そう、この事件は未解決! 最後の最後まで惹き付けられるも結局犯人は不明、という消化不良感はどうしてもある。けどこの作品は「解けない謎」という最高に魅力的なモチーフと、それにまんまとハマった男たちをひたすらクールに描いたってことよね。そしてまた、これを観ることで新たにハマる者、さらにはその謎を解く者が現れることまで狙ってるのかも。

テキストもシャレてる濃密なサスペンス。さあ誰か、この謎を解いてみやがれ!?
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by april_foop | 2007-05-17 00:00 | 映像
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