感想/憑神(試写)
d0055469_2343389.jpgツカレましたわ『憑神』6月23日公開。時は幕末、下級武士の彦四郎は、職を失い、嫁の家からは離縁され、兄の家に身を寄せて腐る日々。かつての同級生の出世にあてられて、「三囲稲荷」を詣でることにしたら、間違えて「三巡稲荷」を詣でちゃったからさあ大変。やってきたのは3人の災いの神だった!
憑神

時代劇だからってわけじゃなく、古くさくて仕方ない。ストーリー展開は凡庸、テキストにシャレた感じはまったくなく、ギャグなんてひとつも笑えない。キャストたちは脇まで含めていいところを集めて、いいお芝居してるのに見殺しもいいとこ。そんな予感もしてたけど、ここまでがっかりするとは。浅田次郎の本って、けっこう普遍的なテーマをストレートに扱うことが多いから、そのまんまやるとこうなりかねないよね。って原作読んでないから憶測にすぎないけど。

妻夫木君、現代青年をやらせたらこんなにハマる人はいないけど、時代劇はやや不向きか。『どろろ』のときも違和感あったし、等身大のキャラじゃないとあの爽やか魅力は発揮できないんだなー。西田敏行とか佐々木蔵之介、佐藤隆太あたりは持ち味発揮。でも最後の一番キモの部分を森迫永衣ちゃんに担わせるのはさすがに荷が重いのでは。めちゃくちゃ軽くなってたぞ。

自分の人生を生きるべしというメッセージも安直&お手軽な伝え方で、いいこといってても共感できず。docomoのCMのほうが面白そうです(北川景子を使うなんてセンスよすぎ!)。
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by april_foop | 2007-05-21 00:00 | 映像
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