感想/眉山(試写)
d0055469_921439.jpgななこなでしこ、母の日狙い撃ち! 『眉山』5月12日公開。東京で働く咲子のもとに、徳島の母・竜子が入院した知らせが届く。母の命が長くないことを知らされた咲子は、母の過去、母の想いを少しずつ知っていく。そして徳島は、母の大好きな阿波踊りの季節を迎えようとしていた。
映画『眉山-びざん-』公式サイト

母娘の物語だけど、2人の愛情よりも母親の恋と人生を感じたかなー。娘目線でそれを紐解いていくという。母がかつて愛した男。母が自分に費やした想い。母親が抱き続けた2つの愛情を、変に煽らずじわりじわりと描いてく。回想はあえての粗い映像、徳島の景色、そして情熱的な阿波踊りの映像アンサンブル。祭りのシーンは、実際の祭りをリアルタイムでまず撮影し、その後、本物の祭りのセッティングを残したまま1万人以上のエキストラを投入して撮影したんですと。迫力あるわけだー。

しかしなによりも宮本信子が貫禄のチョー絶品演技。表情、振る舞い、セリフ、すべてが「お竜」と呼ばれたキャラクターに見事落とし込まれてて、演じてる感じは全然しない。「咲子、一端の女になったねぇ」のひと言はこっちがシビれるほどカッコよかったわー。全体的に抑制された静かな物語だったので、余計に光ったねぇ。

1組の母娘の話だから(まあありがちだし)、感情移入できるかどうかで評価は分かれそうだけど、オレにはちと平坦に感じたかな。咲子と竜子がどんな生活をしてここまできたのかが、いまひとつ掘り下げ足りないから、目に見えない2人の感情がどれほどのものなのかピンと来ず。他人の家の事情みたいに引いて観ちゃったかしら。

でもま、菜々子サマはやっぱりスラリ美人ですし(実物は写真より数倍美しいと思う)、キレイなお話ですし、母娘で映画で親孝行てのもイイと思うぜ!
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by april_foop | 2007-04-11 00:00 | 映像
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