感想/東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(試写)
d0055469_9184425.jpg映画としてはつまらない。けれど人としては温かい。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』4月14日公開。もう今さら言うまでもなしの大ヒット物語。ぼかー、原作もSPドラマも観てないの。連ドラは初回観ただけなの。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』公式サイト

すべてはボクのオカンへの愛情の物語。いろんなことがあって、親不孝もして、だけれど親は無償の愛を注ぎ、それを一身に受けてきたからこそ気付く母親への同じく無償の愛情。完全ボク視点で、その視点に無限の愛が詰まってるこそ、すべてのエピソードが美しい。多分実際より美化されてるよね。けど、その想いは本物だから、これだけ多くの心を動かしたんだろーな。

そんな母と息子のストーリーを、ともすれば退屈なほど、丹念に描写。ドラマとしては物足りないし、映像表現として新しくもない。けど、出演者たちがとても温かい愛情に満ちた演技をする。この作品はこれでいいんだろうな。愛情の本質ってのはこういうことかもしれない。

オダジョーは人間くさい青年リリーを等身大に演じてる。カッコよく見え過ぎちゃうけど、違和感はないし、いいじゃない。樹木希林もいうことなくオカン。自身の闘病経験が生きてたりするのかな。そしてたくさんの役者たちが登場。それだけリリーさん、そしてこの物語が愛されてるってことなんだろーねー。

この話がウケるの、なんかわかる気がする。人と人の繋がりの本質は掛け値なしの信頼。この母子にはそれがあった。オレがこれを観て涙することはないけど、いい話であるということは十二分に伝わったなー。
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by april_foop | 2007-03-16 00:00 | 映像
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