感想/オール・ザ・キングスメン(試写)
d0055469_23225319.jpgダーク、ダウナー、ディープ! 苦手な3D『オール・ザ・キングスメン』4月7日公開。善意の役人ウィリーは、あるきっかけから知事となり権力を手にする。政治の世界のカラクリに飲まれかつての理念を失ったウィリー。役人時代から彼を見て来たジャーナリストのジャック。善とは、そして悪とはなんなのか。そしてすべては崩れ落ちる。
オール・ザ・キングスメン - オフィシャルサイト

善悪の価値観がたくさんでてきて、ほとほと参っちゃったのよねー。ノワールみたいな重厚な空気の中でじっとりと人間の醜さとかなんやかやを描かれると堪えんだわ。役者たちは男くさいとはいえ、かなりイカスんだけどね。『あるいは裏切り〜』に似通ったムード。

立場や状況によって善と悪は簡単にその立場を入れ替える。「必要悪」とか「嘘も方便」とかいう言葉があるけれど、それの1つの究極って感じ。善行のための悪事は、さてどう裁けばいい? 少数の犠牲の上に成り立つ多数の幸福ってどうなの? みたいな。でもって金、欲、裏切り。政治の世界が舞台だけど、なにもそれに限ったことじゃないかもなー、こりゃ。

でもやっぱり究極的な結論は、悪に対しては「NO」なのだ。その悪にどんな大義名分があろうとも。オレはボビーにそう教わったハズ! なんて思ったりして。

とかなんとか悶々と考えてたら、「要するに豪腕アニキの話だと思えばいいんですよ。田中角栄さんですかねー」といわれ、それはそれでなんだか凹みましたワw 角栄時代、よく知らないし。。
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by april_foop | 2007-03-09 00:00 | 映像
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