感想/酒井家のしあわせ(試写)
d0055469_951850.jpgユースケと友近が前に出がちだけど、主演は森田少年な『酒井家のしあわせ』12月23日公開。サッカー少年、次雄。母はやかましく、妹はまだ幼い。父は母親の再婚相手で、血がつながってない。思春期の次雄は思う。…なんかもうウザイわ!ってね、関西の家族のおはなし。少年がちと離れてそっぽ向いてるチラシが、そんな日常を示唆してます。
酒井家のしあわせ

ちょっぴり複雑だけど、その他はごく一般的という家庭に訪れた転機を、健康的に描く。落としどころの、普段表に出ない家族の絆、にもってくために中学生視点を活用。ほら、思春期の少年は、家庭の幸せ? そんなもん知らんわ! なわけじゃん。そんな少年が降ってわいた事件を通して、邪魔くさいだけだった家族のありがたみを実感するとね。

で、大人はそんな少年フィルターを通すもんだから思わず中学生なみの真っ直ぐさで世界を見て、どこにでもある小さな幸せっていいですよね気分にさせられるって寸法。手法は違えど『幸福のスイッチ』と似てるね、言いたい事は。消化はいいけど、盛り上がりには欠けるんだな。可も不可もないって印象。

友近は芸風よろしくものすごく自然に関西人主婦。ユースケはいつも通り。不思議なキャスティングの小さな家族の物語で悪かないけど、さすがにもうちょっと家族たちのキャラが立ってるほうが説得力が出たかも。たとえ平均的家庭を描くにしてもね。
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by april_foop | 2006-12-11 00:00 | 映像
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