感想/人生は、奇跡の詩(試写)
d0055469_11224100.jpg『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ最新作『人生は、奇跡の詩(うた)』12月9日公開。大学で詩を教えるアッティリオは毎晩、同じ女性と結婚する夢を見ていた。現実の世界にも現れた彼女だったが、ある日危篤状態に陥ったことを知らされ、アッティリオが大奔走! 詩的イタリアオヤジが恋のから騒ぎ〜。
人生は、奇跡の詩(うた) /The Tiger and The Snow

とにかくベニーニが喋る、喋る! さすがイタリア、詩人も情熱的ですね級に愛の言葉から嘘八百までまくしたてる、まくしたてる。よくもまあそこまで! チョイ不良オヤジたちにゃ真似できねっス、こりゃ。とにかく独壇場。うるさ過ぎる気も少々。でもそのくらいのほうが、詩が軽薄に聞こえていーのかも。もうひとりの悟り系詩人(ジャン・レノ)との対比にもなるし。

しかーしプロットはけっこう巧みで、特に後半〜クライマックスにかけての繋がり方はとても魅力的。まさに奇跡。都合よすぎなことは確かながら、魅力たっぷりのフレーズたちがよく調和してて、最後は笑顔で観終えられるわ。

詩を小道具にする中で、愛情とは別の思想(反戦とかね)をいくつか込めているところも好感度高し。気楽に観れて味わいいろいろ、ハッピーエンドな良作でおすすめでっす。
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by april_foop | 2006-11-13 00:00 | 映像
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