感想/イカとクジラ(試写)
d0055469_9132817.jpg両親離婚で気持ちバラバラ、大人になれない親と子供の文系家族ムービー『イカとクジラ』12月2日公開。子供たちだけじゃなく、大人もフクザツにひねくれてく気持ちと、そんな一筋縄じゃいかない家族の愛情を、婉曲的に描くのだ〜。
ソニー・ピクチャーズ - イカとクジラ

タイトルは、ウォルトン君の子供の頃の思い出から。タイトル同様、映画もビミョ〜なヘンテコ。離婚騒動でキッズたちの行動はバランスを欠き、当の親は親で、そんな子供に困惑するけど、夫婦仲は回復しない。そんな家族内アンバランスを、斜に構えたセリフたっぷり展開します。全編にわたってストレートな表現を避けるから電波の悪い携帯みたいなモヤモヤ感。シニカルな笑いもあって観る人を選びそ。

大人も精神的に未熟で、登場人物たちが自身をうまくコントロールできない感じはなんとなく『サムサッカー』に通じる世界観なんだけど、1980年代って時代設定もあってか、あっちみたいな小じゃれた雰囲気はあえて排除してると思われる。そこがリアルではありつつ、物語としてはちょっと生々しすぎかも? キャラが微妙に愛らしくないし。独特の空気持ってて興味はそそられるんだけど。

この欠落感、なんか嫌いになれません。一般ウケはしないと思うけどね。
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by april_foop | 2006-11-05 00:00 | 映像
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