感想/トンマッコルへようこそ(試写)
d0055469_0321871.jpg話題の韓国映画『トンマッコルへようこそ』10月28日公開。朝鮮戦争のさなか、"子供のように純粋な"という意をもつ村「トンマッコル」にバラバラと迷い込んだ6人の兵士。連合軍米人、韓国軍(南)と人民軍(北)の兵士、と敵対関係にある彼らだったけど、文明や争いと無縁の「トンマッコル」で暮らすうちに仲良しこよし。そんな時「トンマッコル」が空爆の標的となることがわかって…。 
トンマッコルへようこそ

良い映画! 導入だけで十二分に伝わるメッセージ。すなわち反戦。すなわち立ち位置の違いだけで個々の意志とは無関係に争う愚かさ。いきなり主題全見せのシンプル・イズ・ベストだけど最後まで飽きさせず。わりと悲劇的なラストながら、それ以上に温かな希望を与えてくれます。単純明快な設定の勝利だな!

戦争モチーフのずっしりなテーマなのに、軽快なユーモアが散りばめられてるのもナイス。『スウィングガールズ』が元ネタじゃないかと思わせるイノシシ活劇まであり。気になったのは"村を出て行った父親"のエピソード。おとぎの村に半端なリアリティを入れない方がよかった気も。俗っぽさを入れちまったら、他にもいろいろと突っ込みたくなるじゃんね。結局その話スルーされてるし。

在日三世なオレは朝鮮戦争に特別な感情もないんだけど、二世たちには見せてあげたい映画。うちの両親あたり南北統一を強く望んでたりするんで、いろいろと思うところあるんじゃなかろーか。愛国心に厚い人たちなので。ま、そーゆー事情も、北と南も抜きに楽しめる作品でした。
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by april_foop | 2006-10-04 00:00 | 映像
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