感想/幸福のスイッチ(試写)
d0055469_945162.jpg上野樹里モノは全部観たい勢い。和歌山県田辺市を舞台に、小さな電気屋一家を描いたスモールストーリー。父に反発して上京するもうまくいかない娘の元に「父さんが倒れた!」という電話。慌てて帰って実家の電気屋を手伝うことに。親の心子知らず、をまんま描いた物語〜。『幸福のスイッチ』10月14日公開。
『幸福のスイッチ(しあわせのスイッチ)』公式サイト

今時考えられないくらいベタな話。田舎を飛び出す娘、すぐ怒鳴るガンコ親父、ステレオタイプな三姉妹、で母は他界、ってもろ定番家族モノじゃん! さらには量販店に押される個人商店、密かに娘のためにお金を積み立てる親、そんなこと知るよしもない娘、でも見た事なかった一面に触れて見直しちゃった…。って小学生の作文かい!! タイトル「働くお父さん」ってか。

でもそんな家族のお話をバカ丁寧に作ってあります。少しずつエピソードを積み重ね、その布石をちゃーんと後ろでフォローして、すべてのセリフ、シーンを有機的に消化して「人を思いやる心」というメッセージをきっちり伝えてくる。目新しさやインパクトは望めないけど、しっかり温かくはなれます。コレ、本も書いた監督の性格だろうね。「社会の大事件ではなく、取るに足らない個人の小さな大事件を描きたい」って言ってるくらいだから。

個人的にはあまりにも丁寧に拾い過ぎるのでちょっと苦手ではある。なんか気を回し過ぎてくれて逆に付き合いづらい異性、みたいな。いいヤツ過ぎて気が引けるんだよな!って感じ。にしてもジュリーがいいよ。薬師丸ひろ子とかもそうだけど、往年のアイドルがいいおとん、おかんに進化するのってすげーカッコイイことと思います。



本作と関係ないっすが、今日『フラガール』観て来ちゃいました。感想追記しましたので興味ある方はドゾ。
感想/フラガール(試写&劇場)
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by april_foop | 2006-09-23 00:00 | 映像
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