感想/グエムル —漢江の怪物—(試写)
d0055469_9372457.jpg 甘ちょろラブだけが韓国映画にあらず、と思わせる秀作! カンヌで大絶賛、本国でいろいろ新記録叩き出してる怪物パニックで家族愛を再確認せよ。『グエムル —漢江の怪物—』9月2日公開。
グエムル —漢江(ハンガン)の怪物—

悪〜い欧米人が川にポイした薬品(妙に安易な設定だけどけっこう風刺的よね?)がもとで、韓国の平和の象徴である漢江に突然変異の謎の怪物が出現しちゃってヒッチャカメッチャカってのが大筋。この怪物、強いのか弱いのかよくわからん。静止した画もないから姿もとらえきれないし生態がホント不明。いい感じでイマドキじゃない往年のモンスター感(一応、サバの化け物らしい)が意外とツボだったりしてキモカワ! 嘘、全然かわいくない!!

で、主人公であるダメ男の娘が怪物に拉致られちゃって、家族総出で救出大作戦に。そのプロセスで問題だらけだった家族が絆を取り戻すというところ。怪物のパニックシーンを中心に、お間抜けギャグあったかと思えば、いきなり家族の確執出てくるし、ちと風刺的な描写もあるしで、やったらごった煮なのに混乱はしない。なぜなら主人公がダメ男だから。クライマックスのペ・ドゥナ、かっこよろしい上に設定が生かされてて(コリアンのナショナリズムも感じる)魅力的でした。興味深い展開で最後まで引き込まれます。

なんとなく野暮ったいのに期待持たせるんだよね。スケール感なのか? 大好評のポン・ジュノ監督はハリウッドからのオファーがいくつも舞い込んでるとかなんとか。エンディングはかなり秀逸だと思われる独創的エンターテインメントです。侮れませんなぁ、韓国!
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by april_foop | 2006-08-25 00:00 | 映像
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