感想/crash(劇場)
d0055469_2303464.gifアカデミー賞作品賞受賞映画『crash』を鑑賞。監督/脚本のポール・ハギスって『ミリオンダラーベイビー』の脚本書いた人なんですね。彼的には連続受賞ってことか。スゴイや!
crash

一切の前情報なしで臨んだ今作。いやー、よくできた作品だったなー。ただでさえ群像ものは好きなんだけど、これだけ上手く収まってる作品はそんなにないかと。しかもたっぷり詰め込みながらも2時間切ってるところがまた秀逸。雰囲気は、お気に入りの『マグノリア』に通じるものあり。あれよりももう少し身近かな。

ハイウェイでの事故を物語の入り口に、様々な衝突、軋轢がリアルに描かれる。人種をはじめ、階級、正義、自尊心などなど、日常にあるいろんな境界線上のしがらみたちを突きつけながらも、そこにあるのが悲観や諦観ばかりではないところがグッド。クラッシュは決して避けられない。けど、不幸ばかりを生むものでもない。"透明のマント"のシーンは最高でした。世(つーかアメリカか)の陰と陽を浮き彫りにした完成度の高い傑作かと。

けど問題が一つあって。いかんせん向こうの人種差別問題の実態を知らないだけに、映画の核心が理解できないのよね。。そのへんのアメリカ社会の白と黒を掴んでいればもっともっと深く浸れたのになぁ、と歯がゆい思いをしたりもして。あぁ、無知なボク!

そんな感じで、初のヴァージンシネマ六本木ヒルズ。久しぶりのシネコン、見やすくて良かったっス。
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by april_foop | 2006-03-21 00:00 | 映像
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