感想/スクールデイズ(試写)
d0055469_2363475.jpg12月10日公開、森山未來主演の『スクールデイズ』。守屋健太郎監督作品。相当前に完成披露試写に行ってたので感想をば。
スクールデイズ school daze

0歳でデビューし、8歳にして「普通の子供に戻りたい」という言葉とともに引退した元天才子役、相沢晴生(森山未來)。が、初めて訪れた普通の日常は……メチャメチャ冴えない。高校生になった晴生はそんなデイズを打破するために学園ドラマのオーディションを受け、見事合格。再び役者の世界に足を突っ込むことに。現実世界ではいじめられっ子。ドラマで演じるのもいじめられっ子。芝居に入れ込む事で現実から逃避し始める晴生は、やがて!?!?!?みたいなストーリー。

前半は、レトロを逆手に取った'80〜'90年代のコテコテ学園ドラマ仕立て。田辺誠一演じるキワキワの先生、山本太郎扮する老け顔高校生などなど濃い口キャラで笑いをちりばめ軽快なテンポ。と思いきやその世界観に慣れて油断し始めた後半あたりからテンションがガラリ。どこに落としどころを持ってくるのかなーと思ってたら、あれよあれよで意外な展開。えー、そんなことになっちゃうんかい!? みたいな。

学園ドラマじゃいつだって誰かが助けてくれるけど、現実じゃそうはいかない。てノリで、見せかけの救いをうそぶくチープなフィクション(=テレビ)を皮肉りつつ、その一方でそういうヴァーチャルな世界にのめり込む危険性も示唆。って感じで、後半はけっこーシニカルだわね、コレ。

一筋縄じゃいかないネオ学園ドラマで面白かったわ。引き込まれた。新鮮。後味ちょい重め。松尾スズキや田口トモロヲあたりの脇役陣、さすが。森山君、ダメ男やらせたら抜群。
おまけに試写会場で市川由衣を発見。ホント美少女。写真や映画で観るよりカワイイかったっス。
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by april_foop | 2005-12-07 00:00 | 映像
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